イタリアにある日本には馴染みのない調理器具の1つに、「メッザ・ルーナ」があります。メッザ・ルーナは訳すと「半月」。半月の形をした、外側のカーブが刃になっているものなのですが、両端に取っ手が付いていて、両手で揺らしながら材料を切ります。これ、大きいものから小さめのものまでありますが、私が持っているのは、小さめの、しかも2枚刃!料理教室などで大き一枚刃のモノを使ったことがありますが、当然ながら刃が1つなので切る速度?も半分?香味野菜なんかもこれで切る人がいますが、私はそれはメッザ・ルーナでは上手に切れず、小さな葉もの=ハーブのみじん切りに使っています。
この2枚刃のメッザ・ルーナは、おらが村に越して来てすぐ、たまたま見つけたもの。しかも、真ん中がくぼんだ専用まな板とセットで2.50ユーロと破格だったので買ったのですが、本当に重宝しています。ハーブ塩を作る時はもちろん、この日は「セージをたんまり使った鶏肉料理」でセージを切りました。
しかし、上の写真をご覧のように、ヘビーユースで10年以上経って片方の取っ手が割れてしまった!極太ゴムでかろうじて固定して使っていますが、同じようなサイズの、特に2枚刃ってなかなか見つからないのです。完全に壊れる前に、どっかで見つからないかなぁ~(やっぱりCasalingihiamo??)