憧れのおばさんは、名ガイド、売れっ子デモンストレーター、そして作家!?

マレンマの中でも決してメジャーではないマリアーノ・イン・トスカーナに行ったのは、ダンナ親戚のおばさんの故郷だから。ただ故郷と言うだけでなく、今はミラノに住んでいても頻繁に帰り、そして故郷愛の強さから「Nata in Maremma (マレンマに生まれて)」という本まで執筆し、いくつもの賞も受賞しているのです。そしてその前から、日本でも人気のエスプレッソ・メーカーの「ネスプレッソ」のデモンストレーターで売り上げがイタリアで2位という、ダンナの母方の親戚では異色?のバリバリキャリアウーマンでもあるのです。

私たちが行った時は特に連絡してなかったのですが、昼間に散策中にダンナが「・・・これ、おじさんの車じゃね?」と言うのでおばさんにメッセージしてみたんだけれど、返事はなし。また夜に散策にする予定だったのでいったん宿に帰ると、「ごめん昼寝してた!来てるから夜に遊びに来て」と返事が!そして住所を聞いてみると、まさにおじさんの車があった場所なのでした。そして家におじゃまして・・・

昼間に城壁から見て、「おー城壁に沿って中庭があるなんて素敵!!」と写真を撮ったのが、彼女の家だったという。しかもここ、彼女の実家ではなく、旧市街外の大きな実家を売却して、兄弟で分けたお金で彼女が購入した別荘。なるほど、よくマリアーノに来ているわけだ。海からもそこそこ近いので、特に夏は彼ら夫婦、彼らの子供らの家族が交代に使いまくっているそう。

そして再度、夜の村の散策へ・・・この左手前の家が、彼女が生まれた家で、今はおばさんの家。おばさんとその娘さんに挨拶した後も、ワインイベントで沸く村内では、何人もに声を掛けられ、ミラノ在住者とは思えない(笑)。そして再度城壁に上り、「あの家分かる?俳優のアレッサンドロ・ガスマンの別荘なのよ(日本で言うと佐藤浩市みたいな、お父さんも役者だった渋い男優)」などのガイド本には載ってないような裏話もたくさん聞く。

あの建物は何?とダンナもいろいろ質問し、村の隅々までを知っている彼女は何でも答える・・・ホント、すごい知識だわ。一方、次男はおっちゃんと何か遊んでるし。メインストリートに戻ってもガイドは続き・・・マリアーノの村紹介で書いた「Checco il Bello」の話も、彼女から聞きました。こうやってガイド付きで周ると、本当に面白い!

そんな名ガイドが、「この壁に付けられた輪っか、何か分かる?むかーしに使われていたものなの」と次男にもクイズと出すと・・・やや考えた末に目がキラリン!と光って分かったのかと思いきや、「ジェラート置くとこ!」しかも、自信満々に・・・さすがの名ガイドも失笑、私たちは爆笑だったのでした(正解は馬をつないでおく、でした・笑)

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