フィレンツェに数多くあるバール。Giglioなどの歴史的バールから、今は悲しいかなスターバックスまで・・・このサイトに紹介しているバールでも、なくなったものもあります。その中で、フィレンツェ発祥のバールで人気が出て、複数店舗を持つものも。1つは Ditta’ Artigianale 、ここは下の記事を書いた後も2店舗増えて現在5店舗
もう1つがここ、Shake Cafe’です。
Shake Cafe’は現在5店舗、たまにサンタ・マリア・ノヴェッラ広場店は行きますが、今日紹介するのはカヴ―ル店。それは近所で勤務しているダンナが「解放感ある中庭のランチが良い」とよく言うし、友人も良いと言っていたから。カフェだけで座る(席料がかかる)のも勿体ないなーと思っていた矢先、日本から来る友人と早めのランチの機会があったので、ここでブランチすることにしました。
中に入るとこんな感じで左にカウンター、右にはおそらく席料かからないカウンターテーブル。テーブルに座ってお茶や食事がしたい人は、前方に進んで係員を待ちます。
正面には室内席、その左手に中庭が。秋の天気が良い日だったので、せっかくだから中庭席へ。
中庭席はダンナが言うほどではなく普通っちゃあ普通だけど、旧市街と考えると確かに解放感はあるのかも。秋だから少し寂しい感じですが、春以降ならもっと植物とかがあるのかもしれません。
イタリアでも定着しつつあるブランチは、この店では10時~15時までがブランチタイム。一方ランチは平日のみで12時~15時なので、週末や12時前に食べたい人におススメです。メニューは8種類、それ以外にもサンドウィッチなどは別にあるので、なかなか充実しています。
私は欲張りに?ミックスブランチプレート=おかず系甘い系両方が一緒になったもので、パンケーキ(メープルシロップ付き)、スクランブルエッグ、ベーコン、サラダ、フルーツがついていてボリュームたっぷり!友人はスペイン語?の名前がついた豆やアボカドが入ったサラダとスクランブルエッグなどがのったプレートです。こちらもおいしそうだった~。私はその後仕事だったので2時間もいなかったですが、他のお客さんはゆっくりと、室内ではPC作業や読書をしている人もいたので、よほど混んでこない限りはまったりゆっくりできる系のバールだと思います。
中から見た中庭はこんな感じ。壁一面が窓なので、中にいてもその解放感は感じられるな~。中庭だとこんな可愛いゲストもやってきます💜
早い時間に食べたいけど、ピッツァやパニーノも飽きた、という方におススメのShake Cafe’のブランチ。ブランチメニューはカヴール通り店とコルソ通り店だけですが、他店でもサラダボウルやサンドウィッチはもちろん、野菜と果物たっぷりのスムージーもこのバールの看板商品です。ブランチは冒頭で紹介した Ditta Artigianale やお気に入りの Simbiosi Organic Cafe’ でもやってるので、また早目のランチの機会に行ってみたいと思います!
基本情報
Shake Cafe’(カヴ―ル通り店)
Via Camillo Cavour, 67r
Tel : +39 055 051 5418
メニューはコチラ
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
本の詳細はこちら
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」
いずれも読み放題に入っています!