イタリアで友人宅などに食事に呼ばれた時に持ってくもの。日曜の家族ランチに、お父さんが奮発して持って帰ってくるもの。こんな感じに紙に包まれて、リボンで結んであるコレ、一体なんでしょう?
それは、 Pasticcini パスティッチ―二!
パスティッチ―二を訳すと、小さなお菓子、ミニシュークリームやミニタルト、クッキーなど。イタリアのお菓子屋さんでは、こんな風にズラーっとショーケースに並んでいます。だいたい何人分かを答えてトレイを選んでもらい、そこに好きなパスティッチ―二を入れて、包んでもらいます。気の知れた友人なら手作りお菓子ももちろんアリですが、ちょっと目上の方だたたり、それほど親しくなかっり、急に誘われた時なんかは、パスティッチ―二の詰め合わせを持っていくのはよくあるパターン。
今回は、次男が日曜のランチから友人宅にお呼ばれしたから。しかも予定が変わったとかで、友人宅でなく友人のおばあちゃん宅になったものだから、ダンナに買ってきてもらいました。上の包みは、次男に持たせたのとは別で、自分たちで食べる用にも買ってきてくれたやつ~ナイス★ダンナ。
厚紙をドーム型にして、上のクリームが直接紙がつかないように、細かい配慮!次男に持たせたのは一口サイズのパスティッチ―二だったそうですが、我が家用は大き目のタルトやケーキ5種・・・3人やから3種でよかったのに、3でも6でもなくなぜ5つだったのかはよく分かりませんが💦
ダンナが選んだのは、こんな5種類!待ちきれず出した、長男の手で大きさが分かって頂けると思います。幸い好みがかぶらず、ダンナは左上のクリームにチョコがけしたタルト、私はその横のリコッタのスフォリアテッラ、チョコラ―な長男はやっぱり右下のチョコケーキ。
食べながらダンナとも話してたんですが、舅がよくパスティッチ―二を日曜のランチに買ってきてくれたんですよね~彼は敬虔なクリスティアンで、日曜のミサに出た後、教会前にあるパスティッチェリーアでよくパスティッチ―二を買ってきてくれました。私とダンナが知り合った頃、すでにダンナは1人暮らしをしていたので、1か月に2回くらいは日曜ランチに行っていたのです。私たちが行かない時は買って帰って来てたかは定かでないですが、元々オシャレだった舅は必ずジャケットを着て、脇に新聞を挟み、この包みを持って帰ってくる・・・その姿を思い出しました。
さて、残りの2つは、誰が食べるんでしょうねぇ( ̄▽ ̄)