リアルのお仕事は、おらが村に2泊3日でお料理教室2回 のお客様だけだったのですが、この春はピエンツァのハイヤーさん(TOP写真)が大忙し! 行程の相談とコーディネイトを私の方で行い、ハイヤーさんにバトンタッチ、という感じで何組ものお客様のお手伝いをしました。今まではフィレンツェから日帰り、というお客様がほとんどだったのですが、近年は
- インフレでハイヤー料金が高くなった
- グーグルマップなどで電車やバスで動きやすくなった
- 日帰りでなくオルチャ渓谷に宿泊希望する方が多くなった
などの理由で、シエナやキウージ駅などからオルチャ渓谷ツアーをスタートしたり、オルチャ渓谷内の宿泊先からバス停などの送迎、と上手にピンポイントでハイヤーを使っています。
例えばKさんご家族は、18年前に訪問したオルチャ渓谷の念願の再訪でした。
まずはローマから到着の、キウージ駅からスタート。そこから思い出の モンティキエッロのレストラン → モンティキエッロのくねくね糸杉並木 →
カスティリオーネ・ドルチャ → 写真集などでおなじみの直線糸杉並木を見てピエンツァ郊外の宿泊先へ、と半日のハイヤーご利用。
そして翌日はトレッキング!
最初のご希望ではグーグルマップで換算しても2時間30分の行程を考えてらっしゃいましたが、暑さ・アップダウン・何かあった時どうするか?などを配慮して、ご希望だった ヴィタレータ礼拝堂 へ行く舗装なしの道が始まるところまでピンポイントでハイヤー送迎をしてもらうことに。これでトレッキング時間はグーグルマップでは1時間25分とかなり少なく、現実的になってきました。
しかし実際は写真を撮ったり、休んだりなので、想像通り サン・クイーリコ・ドルチャ への到着は2時間少しかかったようです。サン・クイーリコからはご自分たちでバスに乗り、ピエンツァ、モンテプルチャーノへ。
本数はそれほど多くありませんが、上記に出てくるオルチャ渓谷の主要の村は112番バスでつながっています。うまく使えば、車でしか行けない糸杉並木の景色などはハイヤーでピンポイントで周り、村そのものは平日にバスで周る、といこともオルチャ渓谷内に宿泊であれば不可能ではありません。
バスの遅延や悪天候がなかったことも幸いでしたが、お客様からは嬉しいコメントを頂いたので、お客様の声に掲載させていただきました!オルチャ渓谷でいろいろ行きたいけれど、とお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ギャラリー(クリックすると拡大します)
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