日本に帰省して約2週間、私1人&息子連れで、電車に乗ってのお出かけも何回もしましたが・・・いろんなことが違うイタリアと日本ですが、日常的であるがゆえに電車の違いってやっぱり大きいな~と痛感する訳です(笑)そんな違いを書き出してみました。
遅延がない
何事も「ない」と言い切ってしまうのは勇気がいりますが、日本の電車の遅延は、事故や故障がない限り(しかも少ない)、ない!と断言して良いでしょう。ダイヤ通り、正確極まりない!!一方イタリアの電車は・・・遅延は普通。しかも5分程度は、遅延とはみなされない。事故、特にローカル路線に関しては列車や路線上の機材故障は頻繁にあるので、毎日が全く油断なりません💦
タイムスケジュールがたてやすい
遅延がないので、日本ではタイムスケジュール通りに進みます。イタリアでは遅延があり得るので、タイムスケジュール通りに進みません。なので、特に仕事の場合はある程度の遅延を見越して早めの電車に乗る、乗り換え時間も遅延を見越して20~30分はあけておく、などの自己防衛をします。こないだ神戸三宮まで行くのに少し早めに家を出たら、予定より2本前の電車に乗り、乗換駅での待ち合わせでかなり待ってしまったというエピソードも。なんだか「遅延があるかもしれん」「何かあるかもしれん」という意識が自然に働く自分が悲しい💦
ホームが決まっている
日本では当たり前かもしれませんが、イタリアでは出発・到着のホームが決まっておりません(日本でも複数あるものはあるかな?)。基本的には決まっており、紙の時刻表には記載されていますが、それを信じて行くとエライ目に合います(爆)。到着・出発前に必ず電光掲示板をチェックして、表示のホームへ向かいます。しかしその後も変更することがあるので、アナウンスやホームの掲示にもくれぐれも注意をし、最後の最後まで気が抜けません。
指定のドアの位置にちゃんと並ぶ
イタリアではまず、ユーロスターなどを除き、車両停止位置もたぶん適当?当然、ドアの位置の表示などもなく、ドア位置が示された場所で並んで待つことはありません(おらが村路線では、長い車両の時にホームがなくて飛び降りる場合もあります・爆、一応アナウンスはあるけど、ホームがないドアでも開いてしまう)。しかも車両や普通・快速などの電車の種類によってドア位置が明確に示されている日本。人が多くても並ばずに、わっさーとドアに群がるイタリアとは大違いです。
車内ではほぼ誰もしゃべらない
これは年々感じることですが、日本の車内は本当に静か・・・お1人の方は大方スマホ、お連れの方がいてもスマホか、すごーく控えめな声でおしゃべり・・・。今でこそマシですが、息子たちが小さい頃に日本で電車に乗る時は本当に緊張したものです。イタリア?もちろんスマホしてる人もいますが、基本おしゃべりに花が咲く!子供なんかよりも大人がうるさい時もあるくらい。これは賛否両論でしょうが、イタリアに慣れると日本の車内はちょっと静かすぎて怖いです。
車内にトイレはないが、駅にはトイレがある
イタリアの電車は、キレイ汚いの問題はあるにせよ、鈍行にだってトイレがあります。これは息子たちが小さい時は便利だった―。一方、日本は結構長距離の路線でも車内にトイレはない!逆に駅にはだいたいトイレ、しかも清潔なトイレがあるので、どうしても我慢できない時は次の駅で下りればよい、からかな?そんなことをイタリアの鈍行でやったら次の電車は1時間後、とかなっちゃいますが、日本ならある程度の場所ならすぐに電車はきますもんね。
1年ぶりに帰省して、再認識したこの違い。他にも切符の買い方や自動販売機、自動改札などいろいろありますが、まー、ホントに違うものですね。電車だけでなくいつも思うのは、イタリアと日本、足して2で割るとちょうど良いと思うのですが・・・皆さん、どう思います!?