毎年とまではいかないまでも、けっこう頻繁な割合であるのが・・・バカンスから帰宅後の悲劇。楽しいバカンスから一転、奈落の底に叩き落される!とはオーバーかもしれませんが、徐々にゆっくり回復したい日常が、まさに否が応でも一気に現実に戻される感じです。さて、今回の悲劇は・・・まずは帰宅直後、キッチンの電気をつけると、窓側の天井にコバエ?がびっしり!!ギャーーー!!あまり飛ばない鈍感な奴らなので、掃除機で吸い込み作戦&鎧戸を開けた明るい窓に張り付いたのを指で1匹1匹抹殺・・・ある程度がいなくなったので当日はそのまま寝ましたが、翌日原因究明にごみ箱や食品庫を開けてゆくと・・・パスタや豆類が入っている戸棚の中にコバエ数匹発見!開封済みのパスタや豆類を開けてチェックし、最終的に古めのヒヨコ豆から大量のコバエ発見&豆に穴が開いていた!!もちろん戸棚からはモノを全部出し、この際徹底的に掃除&片づけ。ふぅ・・・と迎えた翌日。
続いては、TOP写真・・・そう、洗濯機(号泣)。その前の日にも、またこの日も1回目の選択は無事に終わっていたのに、2回目の大量の色物を洗濯後?🔓マークだけ点灯して扉が開かないのです。電源オフしてリセットし、扉を開けると、ザーーーーっと水が!そこで再度リセットして今度はすすぎ&排水&脱水モードにしてみると稼働したので、終わったころに見に行くと、今度はランプと言うランプが全部点滅してる!?再度リセットして扉を開けたら、やはりまだ水が残っていたのでメーカーのフリーダイヤルに電話。そこもらちが明かないので、地元の水回り関係の修理工に電話。8月って、誰も出ないんですよねぇ(イタリアあるある)。そんなことをFBに投稿したら、友人から「何か詰まってて自分で直せる可能性もあるよ」とコメントをもらったので、ググってみたら・・・
一番先にヒットしたこの動画「洗濯機が排水しない時のパーフェクトガイド」。一通り見て、かなり使えそうだったので、「修理工を待つ」というダンナにも見せて納得させ、自分たちでやってみることに。まずは壁の排水ホースをはずし、電源ON・・・それでも排水しない=壁から奥の排水が問題でなく、洗濯機または洗濯機からホースに何か問題あり。次のステップは、洗濯機の右下にあるパネルを外したところにある、手動排水口を開けること。
パネル閉めた後ですが、ここに排水口があるので、洗濯機を後ろ斜め45度にし、下にバケツ+雑巾を敷いた状態で蓋をひねります。ジャバジャバ水を出しながら、蓋をとってみると・・・ああああ!!原因はコチラ!!
L’Acchiappacolore、という色落ちする他の服を守る紙。色物と白物を混ぜて洗う時にこれを1枚入れると、これが色を吸ってくれて色移りしない、という優れモノなのですが・・・今回はこれが排水口に詰まっていて、エラーが出ていたのでした。この製品をずっと使っているけれど、詰まったのは初めて。いったいドラムのどこからこれが排水のほうに流れて行ったのかがよく分かりませんが、とにかく、これが原因に違いない!念のために、他につまりがないか排水口から手を突っ込んでみましたが、他には何もなし。床をキレイにし、蓋を閉めて再度電源を入れ、すすぎ&排水&脱水モードにしてみると・・・動いた!も~、FBにコメントくれた友人に感謝感激。あのコメントがなかったら自分で見てみようとは絶対思わなかったので、修理工が電話に出るまで途方に暮れていたはず。上の動画は「Riparodasolo=自分で直す」というチャンネルなので、これから何かあった時は、またこのチャンネルを参考にしたいと思います。
そんなこんなで3日続けてハプニングで半死にしてしまいましたが、実は史上最強のバカンス後の悲劇から比べてれば、こんなのお茶の子さいさい。それは・・・バカンス中に雷雨か何だかで電源が落ち、冷蔵庫がそのまま・・・冷凍庫の魚とか、肉とか・・・量は少ないにせよ、全てが解けて腐ってドロドロになっていたのです。もちろん、ただいまーと玄関のドアを開けた瞬間から異臭。冷蔵庫のドアを開けたら・・・あとは想像にお任せしますが、今年はあと1週間後に海バカンスも控えているので、何もないことを祈りたいと思います(苦笑)。
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