ピエモンテ州・バルドネッキア、公共交通機関だけでアルプス・スキー!

アルプスのスキー場でいつか滑ってみたい・・・それはきっと多くのスキーヤーやスノーボーダーの願いかもしれません。しかし、スキー場なんて車でしか行けないのに、イタリアでしかも雪のある地方を運転するなんて・・・とあきらめていませんか? この冬にダンナの保養所が当たってたまたま行ったピエモンテ州西部のバルドネッキアは、ミラノやトリノから直通電車で行けるだけでなく、なんと駅から無料バスで15分でスキー場に着くというアクセスの良さ。一度でいいからイタリア・アルプスでスキーをしてみたい!という方におススメのスキー場なんです。

きっと電車でスキーに来る人が多いのでしょう。なんと駅の真ん前にスキーパス販売所&観光案内所がすぐ。そしてその前にバス停、更にスーパー、その先歩いてすぐがレストランやショップ、銀行などがある繁華街ととてもコンパクト。バルドネッキアには7路線あり、スキーシーズンだけかもしれませんが無料という太っ腹!

ゲレンデは大きく分けて4つあり、1つは町の東・2800mのJeffarau(ジェッファロ)、残り3つは西に並んでおり、町から向かって手前からCampo Smith(カンポ・スミス)、Les Arnauds(レザルノ)、Melezet(メレゼ)。中心はカンポ・スミスで、ここにはホテル、スキーレンタル、スキースクール、各ショップや飲食店、レールゴーカートなど全てが揃っています。その代わり、朝9時半くらいまでは4人乗りのリフトがすごく並ぶので、レンタルなどがなければ他の2つを出発地点にしても良いと思います。頂上から下りてくるコースを選べば、この3つは全て行き来できるようになっています。

マップ左からJeffarau(ジェッファロ)、Campo Smith(カンポ・スミス)、Les Arnauds(レザルノ)、Melezet(メレゼ)。どのゲレンデにも水色(初級者コース)、赤(中級者コース)、黒(上級者コース)あり。2~4人乗りリフトが主ですが、他のスキー場では見なかった、山頂近くで長いTバーリフトが数か所も。

この冬は暖冬で下の方はべちゃ雪だったとはいえ、半分より上に行くとこの通り。地元の方からすれば全然良くないコンディションだそうですが、普段アルプスに来られない私たちにとっては素晴らしいゲレンデ、そしてこの眺めに圧倒されました。

しかし、2006年のトリノ・オリンピックでスノーボードのハーフパイプ競技の会場となったところはこの通り・・・ちなみに選手村はカンポ・スミスから徒歩10分程度のところにあり、現在は大型宿泊施設になっていました。

そして地元のアルペン・スキークラブも複数あるようで、小学校低学年くらいの小さな子たちから(でもすでにかっちょいい滑り!)高校生くらいまでたくさん練習に来ていました……この中から、オリンピックやワールドカップに出場するレーサーが出てくるかも?

そして・・・バルドネッキアに限らず、イタリアのスキー場での「ゲレンデ飯」は、やはりレベルが高いです。何を食べても美味しい!

一番の感動は、Melezet の一番下のリフト乗り場にあるレストラン・ワイキキのピッツァ!とっても軽い生地で、端の部分にクリームチーズが入っているのもまた美味しく・・・もう1回食べに行きたくくらい。

息子たちがスクールの午前中は、まったりスキーだったので甘い物ブレイクも忘れずに。定番のホットチョコレートからザッハトルテ、みんな大好きヌテッラのクレープなど、スイーツの種類も多いのでいつも誘惑に負けて甘いものを食べてしまいました。

冒頭に書いたように公共交通機関だけで行けちゃうアルプスのスキー場。例えばトリノからなら1時間もかからないので、トリノ滞在中になんなら日帰りでさくっと?あるいは2,3泊でも、普通の観光イタリア旅行の中に組み込みやすいバルドネッキア、雪山好きの方はぜひ行ってみてください!

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

バルドネッキア観光情報サイト(英語、フランス語、スイス語もあり)

【バルドネッキアの行き方】
ミラノから直通のフレッチャ(高速列車)で1時間40分、トリノから50分。駅から無料バスでメインのゲレンデ・カンポスミスまで15分ほど。バスの時刻表はこのページより。

愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!

人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。

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