草と花のスタンプでスカーフを作るワークショップ@休暇の家

もう1か月近く前になりますが、友人であり、いつも日本からのお客様をもてなしてくれるカテリーナにあるワークショップに誘われました。会場はおなじみの休暇の家。彼女とご主人のカルロが運営するアソシエーションの宿泊施設であり、最近はトレッキングガイドでもある彼らにふさわしい自然系のワークショップを開催しています。

フィレンツェ北部・ ロンダ「休暇の家」で、気軽に本物のトスカーナ田舎体験!

今回誘ってくれたのは、「植物スタンプと染色」。夏に開催されたワークショップで私は行けなかったのですが、その投稿に超いいね!をつけたのを覚えていてくれたよう。今回のは団体のためにだけ開催するものだったので告知はなかったのですが、数人追加しても良いとのことだったので私に声をかけてくれたのでした。

先生はピサ県の田舎に住むクリスティーナ。自宅や出張で子供から大人までの初〜上級ワークショップを行ったり、自分の作品をオーガニック市などで販売しています。休暇の家の前に並べられた彼女の作品は本当に素晴らしい……予想以上にくっきりと植物の形、葉脈、色が出ていました。私は一番乗りで久々のカテリーナと雑談したり、クリスティーナと自己紹介し合ったり、犬たちと戯れたり。

全員揃ったところで、自己紹介とクリスティーナから大まかな植物の染色とプリントについての説明。今回は初心者向けの体験の会なので、ベースとなる布の「mordenzatura = 天然素材の布にプリントしやすくなるように行う下処理」と、樹皮での染色は事前にクリスティーナが行ってくれていました。染色なしでもプリントはできますが、この染色したもののほうがプリントが見えやすいとの事。

まずは、クリスティーナや参加者が持参した植物、休暇の家の庭に生えてる植物から各自プリントしたいものをピックアップ。「いま見えている色が出てくるとは限らないわよ〜サ・プ・ラ・イ・ズ!」色はその植物が持つ色素やタンニンによって違い、また同じものでも季節微妙に変わったりするんだとか。それがまた自然の営みなのだから、余計に味わい深く、唯一無二のものできる理由。

1つの長テーブルに2人づつ向かい合って、ラップの上に敷かれた下生地に好き好きにし素材を置いてゆきます。選んだ植物もそうだけど、置き方でも規則性なく置くのか、対称的に置くのかなどにも個性が見えて面白いです。テーブルにクリスティーナが回ってきた時に、葉脈を出したいならどれ?この花の色はこのまま出るの?など、サプライズと言えどヒントをもらいながら、またフラフラ回って「あなたの素敵!」「これいいから、素材もらっとぃい?」など、参加者で意見交換や物々交換も。

配置が決まったら、プリントする染色済みの生地を乗せ、芯になる棒に巻きつけていきます。できるだけ空気を入れず、ズレないようにがっちりと。巻き終わったものに更にラップを巻き、中心から外に向かって紐を巻きつけて固定します。

それを準備中していた大鍋に投入、1時間ほど蒸して出来上がりです。

待ち時間は質問コーナーで、mordenzatura や染色のもう少し詳しい説明、オススメの植物、クリスティーナの初級以上のワークショップの案内など、いろいろ。こういう時ってイタリア人はみなよくしゃべるから、1時間なんて本当にあっという間です(笑)。

そして最後は、お楽しみのお披露目会✨

紐の端に書いたイニシャルや印で判別し、皆が取り囲む中で1枚1枚紐を時、巻物を開けてゆきます。植物をのけてどのように生地にプリントされたのが分かると、オオオ〜!全容が見えると、キャアア〜!!クリスティーナから、よくできたポイントや、その植物ならではのポイントが話され、また参加者も口々に感想を。すべてがポジティブなのがまた楽しい。お披露目が終わると感想のためにポールにかけていくのですが、何枚も並ぶと壮観です。

家に持ち帰ったらマルシリアなど香料のない自然の石鹸で軽く手洗いし、端を縫ってスカーフの完成。ミシンなく裁縫苦手の私は、裁縫修繕をやってる隣のグラツィアにしてもらいました。お気に入りはこのハート形の葉っぱと、まん丸い葉っぱ。色は期待ほどは出なかったけれど、大きな葉っぱの葉脈が逆に予想以上にくっきりで嬉しい。そして夏の夜や春秋にさらっと巻く軽いショールが欲しかったので、まさに一石二鳥のワークショップなのでした。

さてこのワークショップ、4名以上で開催が可能です。フィレンツェ滞在時に日帰りで、おらが村滞在時のアクティビティとして楽しまれたい4名上のグループがあればオーガナイズできますので、ぜひご連絡下さいませ。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

【トスカーナの田舎でエコプリント】

◎ 通訳付で半日、1名90〜100ユーロ(4名参加の場合)
4名以上の価格や質問などは、下記よりお問い合わせください。

お問合せ&お申し込みは、こちら

「イタリアの美しい村を歩く」
イタリアの最も美しい村協会推薦✨

愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!

人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。

👇 キャンペーン特設サイトはこちら 👇
「イタリアの美しい村を歩く」新刊キャンペーン開始!

 AMAZON や 楽天ブックス でも予約受付中!

関連記事

  1. おらが村の料理レッスン、初めてづくしのお客様たち

  2. ビオダイナミック農法のブルネッロのワイナリー&アグリツーリズモ

  3. 「クアットロ・フォルマッジ」の4つのチーズ、って一体どのチーズが入っているの?

  4. 大好きなシャツはメイド・イン・トスカーナ

  5. 【イタリアで救急】長男の救急搬送で、イタリアらしさを実感する

  6. フィレンツェ北部、ボルゴ・サン・ロレンツォの満開のヒマワリ

  1. 洗濯、面談、高校巡り

    2022.12.05

  2. 「イタリアの最も美しい村」協会のプリミ会長インタビュー

    2022.12.02

  3. オルチャ渓谷の絶景と小さな村を巡るサイクリングツアー(E-Bike)

    2022.11.30

  4. いろんなカルボナーラを食べるなら!ローマ・トラステヴェレ「Eggs」

    2022.11.26

  5. ローマのダヴィデさんと語る、日本人の旅スタイルを変えるには?

    2022.11.22

  1. トスカーナ北部ロンダで「自然農法」農家視察研修プログラム

    2019.10.17

  2. 食材ほとんどが自家製!フィレンツェ北部の田舎でマンマの料理レッ…

    2018.02.01

  3. 通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワンディトリップ

    2018.03.19

  4. 電子書籍「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」発売

    2020.12.12

  5. 世界遺産の大パノラマを960mから見渡す!ラディコーファニの要塞

    2018.04.01

Copyrighted Image