レシピ通りにやるのも大事~エルダーフラワーのコーディアルシロップに再挑戦

コロナ規制で動けなくなった&仕事が減ったのとは逆に、良かったこともあります。時間がなくてできなかったことが、できるようになったこと!そのうちの1つが、エルダーフラワーのコーディアルシロップです。初めて飲んだのはもう10年近く前?アントネッラのアグリツーリズモ、そして野草講座でも教えてもらったのですが、一番忙しい5月と開花時期が重なり、昨年までできずじまいでした。しかし、昨年はブラウンシュガーでやって、いまいちの出来=決してまずくはないんですが、エルダーフラワーのデリケートな香りや味を、ブラウンシュガーが消してしまったのです。私は適当に自己流にやってしまうことが多く、それでうまくいく場合も多々あるのですが、レシピに忠実にやることが大事だったようです。今年は昨年の反省を生かし、レシピ通りに白砂糖を使用!とはいえ、使用する材料はレシピ通りでも、それ以外の分量や細かい部分は友人によって、また検索したレシピでもバラツキがあったので、これられはやって自分に合うやり方と味を探していこうと思います。

ということで、私の覚書のためにも、今年のレシピと作り方を記しておきますね。日本でエルダーフラワーがどこまで咲いているのか?は分かりませんが、イタリアの田舎ではあちらこちらに咲いています。私は極力スモッグが少ない所、ということで昨年探した、我が家に近い、墓地裏の森のものを使っています。

材料

◎エルダーフラワー・20コ ◎レモン(皮が使えるもの)・6個 ◎白砂糖・1キロ ◎リンゴ酢・小さじ1杯 ◎水・1リットル

※煮沸消毒した口の大きな瓶(500ml以上)を2,3つ、ボトルを準備してください

作り方

1)エルダーフラワーを摘む。極力、自然に囲まれた場所・車や人の往来が少ない場所で、花が全部咲いている状態のものを選びましょう。

2)ここでエルダーフラワーをさっと流水で洗うレシピもありますが、スモッグがほとんどないような場所のものであれば、洗わないほうがいいです。花粉が落ちて香りも味も落ちてしまいます。

3)レモンをスライスし、エルダーフラワーの花を茎からチョキチョキ切る。できるだけ茎が入らないほうがいいですが、花元のほぼ透明の茎は入っても大丈夫!

4)瓶の中に、レモンスライスと花を交互に重ね、水をかぶるまで入れる

5)4)を、冷所(冷蔵庫)で48時間置く

6)5)を、目の小さいザルかガーゼで濾す

7)濾した液体と砂糖、リンゴ酢を入れ、10分くらい煮て、冷めたら瓶に入れて、できあがり!冷蔵庫で保存できます。

※シロップ1に対し、水や炭酸水4で割り、氷を入れてフレッシュな飲み物に。また、プロセッコ(スパークリング白ワイン)に入れると、HUGOというカクテルになるので、アペリティーヴォにも!

※エルダーフラワーは昔から咳やのどの痛みにも良いとされています。ショウガ湯などに入れると風邪の時にも重宝します!

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