50代は身軽に生きたい

春だから?衣替えをしたから?それとも50歳という節目を迎えたから?それとも残念ながら、同年代や年下の人で亡くなる人を見てきたから?ここ最近、これからの生き方を考えるようになりました。

とはいえ、それを自覚したのは、偶然この記事を読んでから。「エロいおばさん」は置いといて、すごく共感したのです。

傍から見れば好き放題やってそうな私だったと思いますし、自分は気にしていないと思いたかったけれど、20代の私は日本の「こうあるべき」論に少なからず苦しんでいました。公私ともにどうしようもなくなり、自分の人生はこんなのじゃない、違う世界を見たいとイタリアに渡ったのは28歳のこと。「こうあるべき」論の塊のような父からは「その年で仕事も辞めて彼氏とも別れて、結婚とかどうする気やねん」と蔑まれましたけど(苦笑、まぁこれも親心だと今なら思えますが)。

30代は結婚に引っ越しに2回の出産、通訳として仕事も徐々に増えてきて。でも自分だけのことなら、ほぼ専業だったファッション業界の通訳を辞め、個人事業主としてスタートした40代が一番の変化だった気がします。模索しながらもコロナで強制的に何もかもが止まった3年のうちに、50代へ。

相変わらず確固たる自分らしさや専門分野は分からないものの、移りゆく自分の興味や様々な機会を掴みながら生きてゆく、それが私なのだと思います。若くない分、時間は限られている。だからやりたいことや魅かれるものには、すぐに飛びつく、行動する、大事にする。逆に違和感があるものは手放す、時間を無駄にしない。年を取って身体の機敏さは衰えても、心は軽やかでいたい。

それが無意識にあったのか、この春の衣替えは私のもの、息子たちのものも多く手放すことができました。成長著しい息子たちの買い出しにアウトレットに行った際、ずっと買い替えたかった財布も重い長財布からコンパクトなものへ買い替え。それに合わせて何でも入るように大きなカバンばかりの私でしたが、最小限のものだけ入るカバンも新調。へたりまくっていた普段使いの白スニーカーも、軽い新しいものへ買い替え。これでもっともっとフワリとどこにでも行けそう💜

そしてこれを書いている日は、先日のAmbitourで

トスカーナ州プロモーション協会主催・AMBITOURに参加

知り合った邸宅ホテルに訪問し、その後はたまたまSNSで2日前に見つけて速攻予約したフィレンツェのイベントへ……どちらもワクワクの止まらない素敵な1日となったので、近日中にまたご紹介したいと思います✨

愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!

人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。

本の詳細はこちら

 

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