フィレンツェ「Volume」、元工房をそのまま残した居心地の良いバール、

イタリアの1つの文化である「バール」。日本語で言うと「喫茶店」、「カフェ」?ただイタリアではそれともまた違う、特に田舎になればなるほど「コミュニティ」の感覚に近い、住民の憩いの場だったりもします。フィレンツェも例外でなく、旧市街の外はもちろん、旧市街でも観光客以外の近所で働いている人の「行きつけ」があったり、やはり日本のカフェ以上の役割を果たしているようにも思えます。

さて、そんなフィレンツェのバールの1つが、この「Volume」。アルノ川向こうの、サントスピリト広場の中にあります。TOPの写真のように、ちょっと退廃的な?地味~な店構え、ですが・・・中に入ると、ギャラリーのようなちょっと特殊な空間が広がります。

入って右側のカウンターで注文し、自分で持って好きな席に座るシステム。カウンターでもOKですし、いろんなタイプの席が楽しめます。私のお気に入り&長居する時は、この左奥のソファーの席。ソファーの形もいろいろなので、選ぶのも楽しいです(全部空いていることは、まずありませんが)。ただテーブルが低いので、書き物をする時はやや不便。

こんなにモダンな感じなのに、年齢層は幅広い。外国人観光客もいれば、仕事や勉強する人、新聞がおいてあるので、地元年配の方もいて、なんだかその混在具合が面白いです。全体的に、何か読んだり、PCを触ってたり、おしゃべりしたり、長居する人が多いのも特徴。他のバールみたいに慌ただしい感じはなく、その分回転は遅いです。

壁面にサラッと置いてあるオブジェ。実はここ、このお店は元々1887年から続いていた工房で、その時の工具や型が、そのままオブジェとして飾ってあるのです。よく見ると、中央左側にある大きな木製のテーブルも、金具付きの作業台を再利用したもの。他にも機械のついた台など、工房という過去の姿をそのまま残してるのですね。

私はカフェ利用しかしたことないですが、おかずクレープや小さいパニーノなど、軽食は可能。あと、ケーキやトルタ類は種類は少ないものの、とても美味しく大きいポーションでがっつり食べられます(小食女子ならシェアしてもよいくらいのカット)。ぶっちゃけ、私は行く時間帯にいるボスみたいな人は超そっけないし、若いスタッフも感じ良くはないのですが、その放ったらかし感が逆に長くいやすいポイントかもしれません(笑)

また、夜はライブをやっていることも~友人のバンドがたまに出演しています。夜音楽を楽しみながらまったりしたい方は、下記サイトでプログラムをチェックしてみて下さいね。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

Volume
Piazza Santo Spirito 5R
+39-055-2381460
毎日営業、月~水・8:00-1:00、木~金・8:00-1:30、土・8:30-1:30、日・8:30-1:00
アペリティーヴォタイムは毎日18:30-22:00

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