元々結婚記念10周年の時に久々海外でクロアチアに行ったことから、5年おきに海外に行くことにした我が家族。15周年を迎えた今年は、昨年から「ギリシャ」と決めていました。元々ダンナはギリシャ好きだし、私も行きたかったし、何よりも遺跡とギリシャ神話好きな長男が熱望していたから。私もダンナも未踏のアテネは先に決まり、ビーチ系でどこに行くか?いろいろ案はあったのですが、最終的には私の希望で決めた、ロードス島へ。
ロードス島と言えば、私の中で出てくるのは塩野七生さんの「ロードス島攻防記」。高校3年生の時、大学が推薦で決まってヒマになった秋に、世界史の先生だった担任の先生が塩野七生さんの本を勧めてくれ、「神の代理人」、「チェーザレ・ボルジア、華麗なる冷酷」など、当時出ていたほぼすべての本を読破したのです。実際にロードスに行って騎士団ゆかりの場所を訪ねると、ぼんやりと覚えている戦いのイメージが浮かんできて・・・この夏の日本帰省で読み直せなかった(というか買い直せなかった)のが悔やまれました。
そしてもう1つの思い出は、前述の高校時代の世界史の先生。彼はホントに歴史が大好きで、授業中も白熱して前のめりで説明したり、教壇からコケそうになったり。元々歴史は好きだったのですが、この先生のおかげで更に魅了されていった訳なのですが・・・そんな先生が会報で書いていたのが、このアテネのパルテノン神殿。ここを訪れるのが夢だったとかで、新婚旅行で訪れた時の写真も一緒に掲載されていたのです。それから私もいつかは行ってみたいと思いながら、約30年!!!
念願のアクロポリス、パルテノン神殿を拝んできました。一番好きなのはルネサンス時期なのですが、古代は古代で何だかロマンを感じますね~。今回たくさん遺跡や古代美術に触れて、ルネサンス期でもなく、古代ローマ期ででも感じられないゾクゾク感をたくさん味わってきました。アテネに行かれる方の参考に、また追って記事にしていきたいと思います。