「私はあまりTVを見ないんですが・・・」と過去の記事で書いた記憶があるのですが、最近はなんかよく見ています。というのも、見だしたドラマが面白い&過去に見ていたシリーズドラマが始まったから!その2つの共通点は、「舞台がフィレンツェ」という点です。当然、フィレンツェラバーなフィレンツェ人とその家族(要は我が家)は見ないわけにはいきません。ただ舞台がフィレンツェだから、という訳でなく、登場人物やストーリーも面白く、毎週が楽しみ~そんな2つのドラマをご紹介します。
Pezzi Unici
11月半ばから始まった、国営放送RAI1(メインチャンネル)の日曜ゴールデンアワーのドラマ「Pezzi Unici (直訳すると「一点もの」)。まずは、こちらの動画をどうぞ。
舞台はフィレンツェのある工房。いかにも昔かたぎの、いや「フィオレンティーノ」の木工職人・ヴァンニの工房。それぞれに問題を抱え、青年保護更生施設から工房に職業訓練にきている5人の若者たち。その施設で働いていたヴァンニの息子の死の解明と、職人と若者との関係・・・青春ドラマとミステリー?が絡まったストーリーですが、何と言っても主役のヴァンニを演じる名優、セルジョ・カステッリットが最高!そして全編通じて映し出されるフィレンツェ(一部はプラート)の町並み・・・いつも見てるのに、やっぱり美しくてほわぁぁぁとなってしまいます。そして、人気コメディアンのジョルジョ・パナリエッロ他、全国区ではないフィレンツェの舞台俳優などもたくさん出ていて、フィレンツェ弁や独特の言い回しもたくさんあり・・・ストーリーは佳境!というのも、イタリアの連続ドラマって、1回が長い!いや、2回分を一気に放送するので、21時30分~23時30分と長く、そして終わるのが遅い・・・なので、ドラマによっては5回くらいで完結するものもあります。何はともあれ、次週が楽しみです!
I Medici
こちらは訳す必要もない?「メディチ家」のドラマ、3シリーズ目が今週からスタート!1シリーズ目はジョヴァンニ~コジモ、そして2シリーズ目はロレンツォ・イル・マニーフィコの代で、1478年のパッツィ家の陰謀まで。今回の3シリーズ目のサブタイトル「家の名において」、を読んだだけでも、そしてこの予告編を見ただけでも、ゾクゾクゾワゾワ~な私と長男でございました(歴史好き母息子)。
ちょっと残念なのは、製作はアメリカで、イタリアの俳優さんがほとんどいないこと。なので、イタリアで見てるのもおそらく吹替?ということは、アメリカ・イタリア以外でも放送されてるのかな~?歴史好きの方、フィレンツェ好きの方は必見なので、見たい方は各国語版を探してみて下さい。縮小版動画などは、上記フェイスブックページにも更新されていくと思うので、要チェックです!あ~これも次週が楽しみ♪