年中無休?アッバディアのマルチェッリーナの不思議なお店「Pinzi Pinzuti」

トスカーナ南部・アミアータ山中腹にあるアッバディア・サン・サルヴァトーレばーちゃん村に隣接したアミアータ山の村の中では大きい町で、買い物やらなんやらでよく行く町なのですが、ここにある意味「とんでもない」お店があるのです。雑貨屋さん、と一言で言ってしまえばそれまでなのですが、アンティークからハンドクラフト系、キッチン雑貨からインテリア、そして地元のワイン、オイル、チーズ、サラミなど、オーナーのマルチェッリーナが厳選した商品ばかり・・・近辺ではとても有名で、「童話に入ったみたいな店」、「妖精のいる店」、とも呼ばれ、で、何屋?と聞かれれば、「マルチェッリーナの店!」というほど、彼女の存在感がすごいのです。

私たちは20年近く買い物したり前を通ったりしていますが、まず何がスゴイかって・・・閉まってるのを見たことがない!!!昼休みもなく、夜遅く行っても、平日行っても週末行っても、いつでも開いていること。いるのはもちろん、マルチェッリーナ1人。いつ休んでるのか?ご飯食べてるのか?は謎(笑)。

そして、その商品の豊富さ?宝探し的なディスプレイ!?昔はここまでは山積みでなかったし、食材がメインだったのに、近年はアンティークや雑貨の比率が高まっています。そして、このどれの値段を聞いても、マルチェッリーナがぜーんぶ記憶しているのもスゴイ。

さらに、ウィンドウディスプレイもスゴイ。マルチェッリーナのセンスがあふれるウィンドウ・・・12月に行くとクリスマスバージョンで上の写真左が2012年、右が2014年のものです。見にくいですが、TOP写真のように外のディスプレイもスゴイ。これもマルチェッリーナのセンスで、よく模様替えをしてます。外もウィンドウも中も、よく写真を撮っている人がいますがマルチェッリーナは「写真撮ってくれてありがとう💛」ととても喜んでくれます。

食材や飲み物に関しては、試食もさせてくれるのもスゴイ。ただし、お客さんが少ない時だけ・・・というのも、何がスゴイかって、イブなどの激混みの時でさえ(中があんなのだから、店内に入れるのは5人くらい)イタリア人が皆、静か~に順番を待っている。マルチェッリーナの独特のおしゃべりと丁寧な所作に、誰もがじ~っとている。急ぐ人も、怒る人も誰もいない。待てない人は静かに帰っていくだけ。そこにいる誰もが、マルチェッリーナのことをリスペクトしまくり・・・もうとにかく、マルチェッリーナ・ワールド全開で、誰もがその空気の魔法にかけられたかのようなのです。そんな彼女の動画を見つけたので、その語り口をぜひ聞いてみて下さい。

他にも、私は珍しいアジア人客だからかもしれないけれど、常連客をみんな覚えているのがスゴイとか、ラッピングがスゴイとかもあるんですが、ここは来てもらって体感して下さい、としか言いようがありません!ご家族のやっている農業の方だけで、マルチェッリーナのお店のサイトはないのですが、アッバディアの修道院近くカヴール通りにあります。アッバィアに行かれる方は、時間をたっぷり目にとってお店に行って下さいね(笑)

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

Pinzi Pinzuti
Via Cavour, 18 Abbadia San Salvatore
+39-0577-778040

関連記事

  1. 標高1000m!「ヴァッロンブローザ」はフィレンツェ人の避暑地

  2. モンテプルチャーノのチーズ工房「Cugusi」で、買ってそのままピクニック!

  3. オルチャ渓谷へはどうやって行く?どう周る?予算・難易度・自由度別の3つの方法

  4. フィレンツェのアウトレット靴屋「Otisopse」で、ひとひねり効いたベーシック靴をお得に買う!

  5. フィレンツェ旧市街のスーパーを賢く利用しよう!

  6. シエナの秋のおやつ「Pan dei Santi(=諸聖人のパン)」

  1. 墨田区LTCスペースにて「イタリアの笑みさそわれる愛…

  2. キアンティの美しい村、石造りの建物で元シェフの料…

  3. 自由国民社365日シリーズ、イタリア暮らし365日が発…

  4. フィレンツェ・ストロッツィ宮殿で2026年1月25日まで…

  5. 【レポート】現地ハイヤーを上手に使ってオルチャ渓…

  1. 世界遺産の大パノラマを960mから見渡す!ラディ…

  2. イタリアでの視察・取材&写真・記事作成を代行します

  3. 電子書籍「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ…

  4. 通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワン…

  5. トスカーナ北部ロンダで「自然農法」農家視察研修プ…

Instagram
Instagram でフォロー
テキストのコピーはできません。