イタリア版ハチ公?忠犬フィードの物語

日本でも、そしてアメリカで映画化され、世界的にも有名になった「忠犬ハチ公」。それが、なんとイタリアにも存在しました!しかも、こんな身近に・・・先日ボルゴ・サン・ロレンツォでジョットの作品を見に行く途中、市役所のあるダンテ広場を通りました。何回も通ってるのに、今回は「ん?」と気づいた犬の像。そう、これがイタリア版忠犬ハチ公の「フィ―ド」。

物語は、

1941年、イタリアで第二次世界大戦が始まった同年、1月にルーコ(ボルゴ・サン・ロレンツォの分離集落)の工員、カルロ・ソリアーニは藪の中でけがをした犬を見つけた。連れて帰って世話しようと決め、それから犬は「フィード(イタリア語で(私は)信頼する、の意味)」と名付けられました。朝5時半にカルロを起こすだけでなく、仕事に行くバス停まで見送り、そしてバス停で帰りを待っていました。1943年にボルゴ・サン・ロレンツォが爆撃され、カルロはそこで亡くなりましたが、フィードは変わらず飼い主の帰りを待ち続けていました。それから来る日も来る日も14年間、帰らぬ飼い主を待ち続け、1958年の6月8日、フィードも天国に召されました。今はカルロの墓地の横に眠っています。

フィードが何犬かは書いてませんでしたが、像を見る限り雑種かな?共に暮らしたのはたった2年間なのに、その後14年も待ち続けるという・・・きっととてつもなく幸せな2年間だったのでしょう。過去に16才まで生きた愛犬をなくした私は、おそらく同じ年で亡くなったフィードに愛着を持ってしまったのでした・・・

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