おらが村で料理教室をしてもらえるようになって、ほぼ2年になります。最初は女性1人が多かったのですが、昨年には新婚旅行をはじめとしたご夫婦の方、そしてお子様に来ていただけるようになり、先日、4組目のお子さま込みの料理教室をさせて頂きました。今回は、5才のAちゃん。今までのお子様の中でも、一番恥ずかしがり屋さんでした。
休暇の家から合流した私とも、到着したばかりのダニエーラ宅でも・・・料理レッスンの初めの方も、一緒にやるんだけど、お顔はぎこちないまま・・・💦 生地コネコネのあとは、まず、麺棒で伸ばしてみます。そして具を入れて切っていく作業に入り、パスタカッターで切るのがなんとなくお気に入り?のよう。
「今度はこれでやってみる?」とダニエーラが出してきたのは、クッキー型のように押して切る器具。お母さんから離れて、1人でもダニエーラの側に来てくれるようになりました!
そして今度は、パスタマシーン登場!ここから笑顔も見せてくれるように(感涙)。
最初はあまり作業もしたがらず、楽しんでもらえてないのかな~と心配でしたが、パスタマシーンを使いだしてからは、なんと全ての行程を自分1人でやるように!誰かが指示しなくても、もくもくとパスタを伸ばし、具をのせ、切っていきます。その集中した顔が、たくましい!
最後はこんなキラキラ笑顔も飛び出して・・・ヤギを見に行ったり、裏庭のツリーハウスを見に行ったり、テラスへ駆け上がったり、一気にリラックスして1人であっちこっちへ走り回る!これまでに3人のお子さんを見てきましたが、恥ずかしがる程度の差はあれど、やはり外国の知らない家で料理を習うなんて、この年代のお子さんには当然ドキドキものだと思うのです。それでも、ダニエーラの人柄や作業の面白さに、どんどん心を開いて、そしてたくさんのことを学んでいってくれる子供たち。ほんとに可愛いし、頼もしいです。
うちの家族も交えて、総勢13人のながーいテーブルは家の前の広場にて。イタリアらしい大家族の雰囲気、夏ならではの外でのご飯、満天の星空・・・この経験が、Aちゃんの心の中にいつまでも残ればなぁ~と思います。
あとでお母様から聞いた話では、「2週間の滞在で、彼女のいちばんの思い出」「教わったパスタの材料も暗記して、
観光地ばかりの滞在は、小さなお子様にとっては、もしかしたら大人の方でも、ちょっと疲れるし、ストレスもたまること。おらが村はフィレンツェから直通電車でたった50分、たとえ1泊2日でも、観光地にはないありのままの自然、日常生活、そして人とのふれあいも楽しんでいただけます。お1人でも、ご家族でも、グループでも!これからもおらが村のプログラムをもっと充実させていきたいなー、と私も改めて思い直すような、Aちゃんの料理教室体験でした。
2組目のお子様 → イタリア・トスカーナの田舎で、絵付けと料理の家族旅
3組目のお子様 → 生パスタ&ピッツァ職人になる?お子さんとダニエーラの料理教室
シェフの郷土料理レッスン → 普通のイタリア家庭の食卓を体感!シェフとマンマのおらが村料理レッスン×2
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