こないだ、長男が学校のノートを見せてきた。「フランチェスカがな、なんか、聞いてきてん」 と、ちょっと恥ずかしそうに、でも、かな~り嬉しそうに(笑)他の子には見せない所が控え目な彼らしいけど、昔から仲の良い、ハーフ(イタリア×スペイン)の友人に褒められて、かな~りご機嫌になっていた。昨日、学校のお迎え行く時に彼女のママ(スペイン人)に話をするとフランチェスカのノートにもびっちり同じものを書いてあげたようで、彼女もマンマに嬉しそうに見せてきた・・・そうな・・・(*’▽’)
海外に住んでいるハーフへの日本語教育は、そう簡単ではない。親が母国語をしゃべってればいいってわけでなく(それは必須項目であるけれど)。子供それぞれの正確や能力、 親の考え方、ひいては家族や学校の先生にも影響される。
私は息子たちが生まれてから、基本日本語でしか話さないし、ダンナやダンナ家族、そして幸いにも幼稚園や学校の先生も理解があり、それなりに順調にバイリンガルになってくれてはいるけれど、特に長男は、近年、日本語教室に行くのがしんどくなっていて、宿題をやるにもイヤイヤ、イライラ、そして私も爆発!みたいなこともある💦
だから今回の件は嬉しかった。嬉しそうにノートを見せる長男の姿が嬉しかった。「すっごいやん!こんなん誰にもできへんもんなぁ~カッコええなぁ」と、ちょっと言い過ぎ?でも本心からそう思ってこう言うと、(エヘヘ💛)とますます嬉しそうな顔をした。
「将来役に立つから」「仕事に使えるかもしれないから」なんて、この年でまだ分かる訳もない。一番シンプルなのは、きっと、褒めてあげて、気持ちよくさせてあげて「そっかー、じゃあもうちょっと日本語頑張ろうかな」と思う事。日本語教室は小学生まで、と今んとこそうなってるけど、2年後はさらにお年頃なので、褒めて褒めて褒め倒して、何かしらの形で日本語続けてくれへんかな~と密かに企む母でした。(ま、私は日本語しか話さないから、嫌でも私とは日本語、いや、コテコテ関西弁トークになるんやけども)