「ねーパッキーナしてもいい?」
「NOOO、何言ってんの、アカンに決まってるでしょうがぁぁ!」
パッキーナとは:髪を切った人の首の後ろにシュパッと張り手を食らわすこと
次男のクラスメイトが押しかけてくるのはもう日常。0歳から、遅くとも3歳から仲良しの子ばっかりなので、私も第二のマンマでなくとも「おばちゃん」のような感じであり、彼らも13歳になっても「チャオ~💛」と愛らしく挨拶してくれるだけでなく、気さくに何でも話してくれる可愛らしい存在・・・とはいえ、パッキーナはアカンやろ!!
「だって家に来る前、うちのマンマは髪切ったからパッキーナしてもいいよ、って言われたもん!」
・・・コルァァァ~うちの次男か!(# ゚Д゚)
寛容な私は(爆)、騒がしくするの禁止・パロラッチャ(汚い言葉)禁止、以外はほぼ許容しているけれど・・・
「ク―三―!お腹すいたー!!」
・・・お前ら、幼稚園児か!遠慮なしか!!

・・・その時は学校に持って行く用の市販の袋菓子を根こそぎ食べられたので、その次はしこたまクッキーとか焼いた💦
そんな彼らも早中学3年生。幼稚園からずーーっと同じクラスでここまで来て、来年からは高校でそれぞれの道を歩んでいく・・・さすがにここまで幼稚園児か!みたいなこともなくなり、気軽に友達のオカン(私)にもしゃべりかけなくなるのかなーと思うとやや寂しくもあり、いや、彼らは永遠の幼稚園児のような気もしないでもない。第二次性徴も始まって、オカンの目で見たとしてもどんどんかっこよくなってる子もいるし(イタリア男!!)、日本みたいに「〇〇君のお母さん」や「おばちゃん」でなく、イタリアでは名前で呼ばれるのにちょっと嬉しかったりもするのだけど、さて?どうなることやら?
さんざん文句を言い倒してきたおらが村の小中学校ですが・・・今年は補欠とはいえ保護者代表になり、昨晩も市のハロウィンパーティの学校のスタンドに立ってきました。長男と合わせ足掛け14年、クラスメイトだけでなく、私にとっても最後と言うことで、次男ともにこの1年を楽しみたいと思います・・・でも、パッキーナはアカンよ!!
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