ルッカ北部の「スコットランド風」の美しい村・バルガ

ルッカ県北部・ガルファニャーナ地方にあるバルガは、アンギアーリ と同じく、 「イタリアで最も美しい村」「オレンジ・フラッグ」「チッタ・スロー」 の、小さな村の一定の評価基準となるこの3つ全てに選ばれている村。かつてここの多くの住民がスコットランドに移住してその文化を持ち込んだことから、「イタリアで最もスコットランド風な村」 の名称でもよばれます。

私たちはたまたま車を停めたのが旧市街の裏側で、いきなりこんな全景を見ることができました。そこから旧市街へ上って行ったのですが、なんと水道橋が・・・

調べてみると、この水道橋の元々の橋は600年代、水道橋としては15世紀のものですが、第二次世界大戦中にドイツ軍が歴史的価値を分かってか?唯一爆撃しなかったバルガの橋 だそうで・・・それが納得するくらい、見とれてしまうほどの美しい佇まいを残しています。

まずはドゥオモを目指して、上へ、上へ。

ちょうど通り過ぎたサルヴォ・サルヴィ広場には、「すごい髭の名物おじさん」で有名なお店があるのですが、ちょうど外席を支度していて、おじさんを生で見ることができました(笑)

ホントにスコットランドにありそうな、暗い色目の無骨な石が続き、ちょっと異国情緒さえ感じ・・・同じトスカーナのように思えません。そして最後は階段を上がって、ドゥオモに到着!

バルガのドゥオモの起源は1000年頃ですが、12世紀には縦方向に拡張されます。その後、13世紀には身廊ができ、16世紀には内陣席が上に上げられ、今に至ります。

外も中もベージュ~グレーの石で プリミティブな感じ 、そして内外部の彫刻や、ちょっと滑稽な感じの動物や人の顔は サンタンティモ修道院 に似ていますね。説教壇は12世紀のもので、柱を支える2頭のライオンのうち1頭は悪のシンボルにあるドラゴンを、もう1頭は異端者を踏みつけているそうです。

そして素晴らしいのが、このドゥオモ前のテラスからの眺め!

下にはさっきまで歩いてきた旧市街、そして前にそびえる山の美しいこと!そして、絶景はドゥオモ前だけではありません。ドゥオモ左側は広い原っぱになっているのですが、そこから裏側にもぜひ周ってみてくださいね。こちらは旧市街の南東一番端となり、ガルファニャーニャ地方の連なる山々が霧にかすんで幻想的でした。

下へ降りて旧市街を散策し、たどり着いたのが水道橋とは真逆の町の門。この門の横にあるバス停が、旧市街に来る一番近いバス停になります。門の横には「イタリアで最も美しい村」「オレンジ・フラッグ」 のプレートが掲げられています。

私が訪れた時は秋だったのですが、違う季節に再訪してみたいですね。

ギャラリー(写真をクリックすると拡大します)
基本情報

【観光協会】
Proloco Barga

【行き方】
ルッカ駅から直通バス(CTT LUCCA – Vai BUS社)E5ラインで1時間10分 、旧市街へのバス停は Barga FOSSO 。時刻表はこちら。または ルッカ駅から直通電車で約45分、Barga-Gallicano駅下車、そこから直通バス(CTT LUCCA – Vai BUS社)E5ライン(時刻表)またはE60ライン(時刻表)で約15分 。電車の乗り方などは こちら 、バスの乗り方などは こちら をご覧ください。

悪魔の橋など、他のガルファニャーナ地方の村と組み合わせて、ハイヤーで効率よく周るのもおススメです。ハイヤーの手配などは こちらをご覧ください。

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