2001年にフィレンツェに語学留学に来て、予想はしてたけど複雑な気持ちになったのは、「日本人多いな・・・」 私が行っていたのは大手の学校で1クラス10名前後、上級以外は半分~4分の1程度日本人がいました。安心する一方、休み時間、授業後のお茶やランチ、挙句の果てに夜もパーティ。最初はお茶くらいは参加してましたが、これはアカンな、と学校では日本人以外の友人を作る事、学校が終わったら、先生以外のイタリア人と接触する機会を作るために1人行動を心掛けていました。(そのおかげで、使っていた銀行のガードマンにしつこく迫られたこともあった💦)
その後も、フィレンツェには星の数ほどいる日本人、誰がどんな人かも分からんし仕事探しにおいて嫌な噂を聞くこともあったし、1人2人いた友人だけで十分!と、すすんでは作ろうとしなかった日本人友。でもブログを始めてから、ブログを通してどんな人が分かってからリアル友になったり、子供ができてから、日本語学校のママ友ができたり、共通の友達がいたり、何かのきっかけで仲良くなったり。
17年経って、身に染みて、気の合う日本人の友人ができてよかったと思う。単なる慣れあいでなく、イタリア人の妻として、ハーフの母として、故郷や家族と離れてイタリアに住んできた(住んでいる)日本人として、ムカつくことも楽しいことも、共感したり、アドバイスしたり、笑い転げたり。普段は皆が違う方向の郊外住まいでバラバラで、それぞれ家に仕事に忙しいし、それほど頻繁に会う訳ではないけれど、彼女らとの時間はかけがえのないもの。こんな「ほっとする時間」があると思うと、これからの長いイタリア生活も、楽しくやってけるな~と気楽に思える・・・ホンマに。
先週、同じフィレンツェ北部田舎暮らし仲間のChihoさんと、 Sawakoちゃんとで忘年会をしました。先に私とSawakoちゃんが合流して超ジモティな店を巡り、お互い買いたかったものや忘年会用の買い出しをし、Chihoさんちへ。私の味噌とSawakoちゃんの味噌、Sawakoちゃんは豆腐に漬物各種、納豆まで!!私は土鍋も持参し、Chihoさんちの和食器一式も出し、まさにここは日本!?そして準備からわいわい、結局5時間食べて飲んでしゃべって・・・ああ、もうこれだけで良い年越しができそうです。