イタリア人に振り回されず、ミッションを達成するための5か条

  1. 冷静を保つ
  2. その状況で何ができるかを考える
  3. 理詰めで交渉
  4. 後を濁さない
  5. さっさと忘れるかネタにする

イタリアで生活・仕事(特にフリーランスで)していると、「はぁっ!?」となるサプライズに直面することも多々・・・私も今までに怒りに狂い、悲しみに打ちひしがれ、頭が真っ白になり・・・ということを繰り返しながら、今ではそれほどのストレスもためず、うまく立ち回る技?を身につけました。結論としては、怒っても後味を悪くしてもム・ダ!!自分が疲れるだけってこと(笑)。

ネタは死ぬほどあるんですが、直近のエピソードを1つ。先日公開になったFRAZE CRAZEさんでの連載のため、ある方にインタビューするアポをとった時のことです。最初、フィレンツェに行く用事のついでに、まずはここを見ておこうと向かったのですが

ファシズム時代の政治犯も収容、フィレンツェ古の刑務所見学

ここを案内してくれたスタッフから「建築的なことはPさんに聞いた方がいいですよ」、と言われたので、連絡先をお聞きしてすぐにメール送付。すると電話がかかってきて、「今日はいつまでいるんですか?行けなくて申し訳ないですが協力しますよ」、と。その後メールで質問を送っても返事がないので電話をすると、「僕は古いタイプなのでメールより会って話したほうがいいな」とのこと。私たちはバカンスなどもあったので少し先に仮アポを入れ、そして前日にはコンファームの電話を。それじゃあ12時に文芸カフェで・・・ということだったんです・・・アポの20時間前までは!!

約束の時間に文芸カフェで待つこと5分。イタリア人とのアポで5分遅れはザラ。10分。うーむ、怪しいな、でも昨日の今日だしな・・・15分。電話してみるか・・・

「今日のアポ12時で、待ってるんですけど」
「・・・忘れてた!!」マジカイ!!

でもここで1.冷静を保つ!

「今すぐ行けないけど、どうしよう」ナントカセーヨ
「あの、私郊外に住んでて、このアポのためだけに出て来たんですけど」

2.その状況で何ができるかを考える で、1日無駄にしたくないので、今日中に会えるように粘ることに決める!

「いまカルミネ広場にいるんだけど、どうしよう」
「わざわざ出てきて日を改めたくないので、待ちますよ。いつなら来られるんですか?」
「あ、それか、今この電話で話しようか」
「それならここまで出てこずに家で十分だったんですけど」

イタリア人は自分が悪いのにそれをよく忘れるので、しっかり 3.理詰めで交渉 して、それを思い出させてあげましょう。怒りに任せていうと向こうも興奮するので、冷静に淡々と話す方が効果的・少し譲歩する(この場合は「待ちますよ」)のもポイントです。

「・・・ごもっともだね。では1時間後なら?」
「では13時15分に同じ場所で。私はどこかでランチして戻ってきます」

ということで、行く道中で見つけたここでランチすることに

フィレンツェでベトナム料理!Com Saigon

うんまーい!最高~!・・・と気分を切り替えてベトナム食を堪能していた12時40分頃、電話が!

「どこにいるの?文芸カフェにいるんだけど」13ジ15フンッテユウタヤンケ
「別の場所でランチしてるって言いましたよね」
「まだ食べてるの」
「はいまさに食べてる最中です、終わったら行きますから」

ここで食べ終わらずにすぐ行く、という判断は皆無=オマエガマットケ!(笑)。少し急ぎながらも完食し、13時すぎに再び文芸カフェへ・・・そしたら、誰もいない・・・ナンデヤネン!さすがにブチ切れそうになりましたが、電話では冷静に

「着きましたけど、どこにいるんですか!?」
「カッフェ飲みにちょっと外へ・・・行きます、行きます」
※文芸カフェがクローズだったため

待つこと5分ほど、時刻は13時15分。サイショカラ13ジ15分デヨカッタンヤンケ、コラ!というツッコミは心にしまい、普通に挨拶してすぐにインタビュー開始。何回かのやり取りでも面白そうな人だなと思ってたけど、やっぱり会話は面白いし、刺さる発言も多く、粘って対面インタビューでして大正解でした。そして1時間強、笑顔でお礼して 4.後を濁さない でインタビュー終了!

・・・という裏話を頭の片隅に、こうして完成した記事を読んでくださると幸いです!

まぁ絶対非を認めないイタリア人もいる中で「Hai ragione(ごもっともだね)」と素直に言葉にしたし、面白い話を聞けて記事も書けたし結果オーライ!で、その前に起こったことは 5.さっさと忘れるかネタにする 。ということで、この記事を書いております・・・これよりもエゲツナイケースもありますが、まぁ私も強くたくましくなったもの・・・最近は何が起きても、そうそう動じなくなっております(苦笑)。

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