このサイトでは、現在4つのワイナリーを紹介しています。それ以外でも、お客様からご指定があれば、予約の代行や通訳も行っているのですが、私が紹介しているのは小~中規模のワイナリーで、お客様からのご指定は大手や有名なワイナリーが多いです。私が個人的な好みは小さくて、オーナーさん自らが説明してくれて、他のグループと混ざらずに見学とテイスティングをしている所なのですが、今回、旅行代理店産のワイナリーツアーで大手・有名どころを6つ周り、いろんな違いや特徴も再認識したので、ちょっと整理してみます。
大手・有名どころのワイナリー
- グループツアー(他の観光客と一緒)だけ=英語の場合が多く、その場合通訳もできない
- 見学の日時があらかじめ決まっている場合がある
- 説明はオーナーではなく、内外のスタッフが担当する
- 設備やブドウ畑は大きくて整備されており、最新設備もあったりして見ごたえがある
- パンフレットやガジェットが充実している
小さなあまり有名でないワイナリー
- 2名からでもプライベートで受け付けてくれる場合が多い
- 見学日時は希望に合わせてくれる(先方の都合が悪い場合もありますが)
- 説明はオーナーやオーナー家族の誰かがする場合が多い
- 設備は小さめ
- パンフレットやガジェットはない場合が多い
あなたはどちらがお好みですか?
上記は一般論なので、もちろん当てはまらない場合もあります。例えば、今回大手の6つを周った中で、結局グループツアーでなかったのは1つだけ(お客様自体が6人グループだった、ということもありますが)でした。しかし、前日キャンセルになった1つを含む2つのワイナリーではプライベートツアーで日本人通訳(私)がいるっていうのに英語しか話せない人=つまり外部の雇われガイド・・・なんでイタリア人のスタッフができないのか?はそのワイナリーの諸事情があるのでしょうが、グループツアーなら仕方ないとしても、プライベートツアーで来てるのに英語で100%理解ができなかったり、自由に質問ができないっていうのは残念な気がします(もちろん英語堪能な方は別ですが)。そのうち1件はホント最低で、英語しかしゃべれないキレイなお姉ちゃん雇われガイドだったのですが、なんか説明も上っ面だけだし、質問にもまともに答えなかったり(あとでパンフ配りますからそれ見て下さい・・・て・・・( ゚Д゚)ハァ?)、自分が説明を早く進めたいからお客様のおしゃべりを中断させたり・・・表向きはすごい丁寧で営業スマイルなんですが、心は入ってない&早く自分の仕事終わらせたいんやね、って感じでした。
一方、超大手で有名どころでも、スタッフがとても熱心で説明も素晴らしくて、良い意味で「期待を裏切られた」所も2件。ただのスタッフでも、知識も豊富でサービス精神にあふれているところは、ワインをたくさん買って帰りたくなりますね。そのうち1件は、来週に同グループの別のワイナリー(とはいえ今回行ったところの隣)に行くので、すごく楽しみにしています。
そんな訳で、ワイナリーもいろいろ。私個人的には、私個人が特別ワインに詳しいわけではないけれど、やはりオーナーさんやワイン作りに直にかかわっている人から話を聞きたいし、居心地の良さっていうんでしょうか?やっぱり人を見ちゃいますね。そういうのはやはり小さいワイナリーに多いのですが、上記の2件は本当によかったので、今度は個人的に訪問して、サイトでもご紹介したいと思います!