クリスマスが来るたびに思い出す。プレゼントを見るたびに思い出す。忘れもしない2001年、私がフィレンツェに留学に来た年。すでにダンナと付き合いだし、それまでにも実家へご飯食べに行ったり、オルチャのばーちゃん家にも行ったり、家族イベントにも参加し、クリスマスも一緒にばーちゃん家に泊まりで滞在していた。初めてのイタリアでのクリスマス。本場のクリスマスってどんなんかな?やっぱり絶対ツリー飾るんやな、いやん、プレゼントとかある!クリスマスの朝、ダンナから、マンマから、そして舅からは小さな箱を頂いた。リボンをほどいて開けて、絶句。それは
真っ赤っかのスケスケTバック
だったのです・・・
こちらでは、縁起かつぎに正月に新しい赤い下着をつける習慣があります(ま、実際どこまでやってるかは知らんけど)。なので、クリスマスプレゼントが赤の下着っていうのはよくあること。だけど、1年目でそんなことも知らん私、しかもうちの舅はかためのタイプ・紳士的な人だったので、もうこれを見た瞬間、何が起こったのか分からんくらい・・・こ、これはギャグ?笑うとこ?つっこむとこ?みたいな・・・ともかく、すんごい衝撃を受けました。
今、下着を売ってるお店では、どこもかしこも赤下着コーナーがどどん!と置かれているのはこの理由から~そしてこんなディスプレイを見るたび、あのクリスマスのことを、そして亡き舅のことを思い出すのです。・・・しっかし、こんなセクシーなコーナーの横に意味不明にファンシーなパジャマがアホほど置いてあるのが、やっぱり違和感ありまくりやわ(笑)。