先週、幼児教育研究のための視察のコーディネイトおよび通訳をさせて頂きました。視察通訳はいろんな分野をさせて頂いた事がありますが、何気に教育系は今回で通算4回目、幼児教育に関しては2回目でした。イタリアの幼児教育は、何よりもレッジョ・エミリア市、そしてピストイア市、またモンテッソーリが有名ですね。この3つのキーワードから来る現場や、それに関連する施設の視察やインタビュー、更にそれ以外の場所も過去のリサーチでストックがあります。今回は、前回小学校の視察も快く受けてくれた我が学校の校長先生にお願いし、隣町の本校、そしておらが村ともう1つの分校2つの全3つの幼稚園を訪問&校長先生とのお話が1日目。こちらは普通の国立の、一般的なイタリアの幼稚園でした。
そして2日目はボローニャの保育園(0~5才)までの施設を2カ所訪問。こちらは前日と打って変わり・・・1つ目なんか、まるでミュージアム。いや、実際にアトリエスタ5人とコラボレーションを行い、大人顔負けのアトリエも!
そして給食は内部厨房にて、オーガニック・自家菜園など素材にこだわり、専門料理人3人が朝夕のおやつ、給食を作っている。常時英語を話すスタッフが、英語の授業ではなく、0歳児から全ての語り掛けを英語で自然な形で行う・・・ひょえ~。
そして2園目は、こことはある意味真逆の、すんごい保育園&幼稚園でした。毎日全ての時間を、真剣に遊ぶことだけに費やす。なので、「お絵描きの時間」とか「お歌の時間」とか、アクティビティとか一切なし!全て、子供の興味のままに、ただただ、遊ぶ!・・・そう聞くと、先生は何してるんだ!?と思うし、実際、園の中でも子供たちがバラバラで、好き放題遊んでいる。木に登ったり、机に上って飛び降りたり、一般的には良しとしないようなことも、何だって自由・・・ネタバレはここまでにしますが、この園を作った財団の教育コーディネイターさんのお話、そして質疑応答は、訪問した研究者の方々・園長先生たちだけでなく、私も1人母として、すごく感銘を受けました。ただ、イタリアンマンマ全てに受け入れられるかどうか、実際にそれに共感した他の園が同じようにできるのか?というと、現実はそうそう簡単ではないようで・・・しかし、理解してもらえるようなアプローチは続けていくが、園のフィロゾフィーを変えることは絶対にしないと言い切った、コーディネイターさんの姿がとても格好よかったです。
という訳で、このような教育関係の視察コーディネイトおよび通訳も行っております。国立の学校の見学は難しい場所もあるようですが、おらが村の校長に聞くと「〇〇市の校長は、なんであなたの所ばかりに来るの?(それは私がいるからです・笑)」とうらやましがっていたそうなので、そういう事に好意的な学校も少なからずあります。なので、イタリアの教育関係に視察を検討の方は、ぜひお問合せ下さいませ。