イタリアか各地で生産されているペコリーノ・チーズ=羊のお乳のチーズ。トスカーナではピエンツァ産が有名ですが、トスカーナ全体でたくさん生産&消費されているチーズで、フレッシュタイプから熟成まで、種類もいろいろ。もちろん、そのままで食べるのが良いのですが、トスカーナならでは?の3つの食べ方をご紹介します。
バッチェッリ(ソラマメ)と食べる
TOP写真が、このソラマメ&ペコリーノチーズ。ちなみにイタリア語ではFAVE(ファーヴェ)と言いますが、トスカーナではBACCELLI(バッチェッリ)と言います。やや青臭くて苦みのあるソラマメに、濃厚なペコリーノチーズがほんっとによく合う!今はまさにソラマメの旬なので、週に1回はこれを食べている我が家です。
梨&ハチミツと食べる
「生ハムとメロン」のように、塩気のあるものと果物、という組み合わせはいろいろありますが、ペコリーノチーズの場合は、梨!ハチミツは単独でペコリーノチーズと合わせることもありますが、この3つはゴールデントリオ!ちょっと変わった前菜が欲しい時におススメ。
野菜ジャムと食べる
こちらもハチミツと同様に、甘いものとの組み合わせ。チーズとジャムを合わせるのは他の種類のチーズでもやりますが、初めて見た時は「き、気持ち悪い!」と思った私。しかし食べてみると、目からうろこの旨さ~!特に、チーズ用によく使われるのは、果物でなく野菜のジャム。私が初めて食べたのはグリーントマトのジャム、そして今回、ピエンツァのアグリツーリズモでもらった赤玉ねぎのジャムと梨&サフランのジャムを合わせてみました。特にこの赤玉ねぎのジャムとが激ウマ!このジャムがなくなるまで、ペコリーノチーズを買い続けることでしょう(笑)。
いかがでしたか?日本へのお土産でペコリーノチーズを持って帰るなら、ソラマメは無理ですがハチミツや野菜ジャムを一緒に持ち帰ることをおススメします~ホームパーティなどで、ちょっとドヤ顔してこの組み合わせを出してみて下さい!