ご好評を頂いている「簡単に行ける初めての小さな村」シリーズ、フィレンツェから、シエナからに続く第3段は、アレッツォから簡単に行ける初めての小さな村、です! 村の詳しい情報については、帯タイトルや本文中のリンクを参照くださいね。
アンギアーリ
イタリアの美しい村、ツーリングクラブのオレンジフラッグ、そしてスローフード協会のスローシティ全てに入っているこのアンギアーリ。日本ではまだまだ知られていませんが、とにかく渋い!そして美しい!レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の名画「アンギアーリの戦い」の博物館や、老舗の生地屋さん・ブサッティなどもあり、ゆったりなら1日、同じバス路線のサンセポルクロと一緒に半日(アテンド付きツアーはこちら)、ハイヤーツアーなら他のどの村とも組み合わせ可能です(ハイヤーツアーはこちら)アレッツォ駅前のバスターミナルから直通バスで50分。バス停から旧市街はすぐそこなので、とても行きやすい村です。
サンセポルクロ
サンセポルクロは、ルネサンス期の画家、ピエロ・デッラ・フランチェスカの故郷。彼の作品を展示した市立博物館や財団があるので、ピエロファンにはたまらない村です。その他にも自然薬品メーカーABOCAのハーブミュージアムがあるので、ハーブやその製品に興味がある方にもおススメ。アレッツォ駅前のバスターミナルから約1時間、アンギアーリと同じ路線なので、半日づつ同時に周るのがおススメです。ピエロファンの方は、「出産の聖母」があるモンテルキと合わせて1日で周ることもできます~モンテルキに寄る場合、バスの本数少なく乗り換えもありますが、ハイヤーツアーなら楽に周ることができます。
ルチニャーノ
アレッツォとシエナを結ぶバス路線にあるルチニャーノ。同円心状になった城壁な残る、「キアーナ渓谷の真珠」とも呼ばれている村です。コレッジャータ教会前の階段は、村の形状と同じ同円心になっています!ここは「黄金の木」と呼ばれる木の形をした黄金の聖遺物箱が目玉の市立博物館、コレッジャータ教会やサン・フランチェスコ教会などの見どころもあるほか、可愛い路地、そしてキアニーナ牛やアリオーネの生産の中心とあって、グルメも大満喫!
コルトーナ
映画「トスカーナの休日」の撮影地としても有名で、お客様のリクエストも多いのが、このコルトーナ。市庁舎のある広場、そしてドゥオモ、フラ・アンジェリコのもう1つの「受胎告知」がある付属美術館。そしてバスターミナルから見るキアーナ渓谷のパノラマ。最寄駅からはバスに乗る必要がありますが、比較的本数が多いので、アレッツォからの日帰りだったら十分に楽しめます。こちらもアテンド付きツアーや、ハイヤーツアーもありますよ。
ポッピ
こちらも「イタリアの美しい村」に選ばれているポッピ。ミュージアムにもなっているグイード家の城を降りると、六角形の愛らしい教会、それから柱廊が両サイドに並ぶメインストリートを行くと、今度はサン・フェデーレ修道院に出ます。アレッツォからポッピ駅まで約55分、そこからバスで約5分。本数は少ないですが、フィレンツェから直通バスも出ています。
サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ
フィレンツェからアレッツォに行く途中にある、小さな町。フィレンツェのブランカッチ礼拝堂のフレスコ画で有名な、マザッチョの生まれた町でもあります。上記の村と違って旧市街に石造りの建物はほとんどないですが、市民の普段の様子が垣間見える、ほど良い活気のある町。写真正面はアルノルフォ宮、そしてサンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会も見ごたえがありますよ。
フィレンツェ、そして県庁所在地であるシエナやアレッツォ観光も済んだ方なら、今度はぜひ小さな村へ!観光地では見られない、日々の営みや美しい景色、人とのふれあい楽しんでくださいね。
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