迷ったら、何でも現地人に聞け!特に感覚的に分かってもらえる分、現地在住の日本人の方に聞けたら最高!・・・が、先日の取材通訳中にありました。もちろん取材アポなんかは事前に全て終わってたのですが、取材後の夕飯をどうしよう、と思ったその時!取材地のパドヴァ市立博物館のロビーで、ご親戚を案内されているパドヴァ在住の日本人女性の方が!そして、「がっつり食べなくない、早い時間に軽く食べたい」、というリクエストにもぴったりな、彼女も行きつけのこのお店を教えて頂いたのです。場所はパドヴァ旧市街の中心であるエルバ広場からもすぐ、ユダヤ人街の一角にあります。
この日の夕食では予約で満席だそうですが、夕食までの時間、こうして地元民が集っています。ワインを片手に、そしてチッケッティと呼ばれるおつまみをカウンターから選び、おしゃべりに華を咲かせます・・・このおじさんグループ、おそらく毎日来ているようで、1人来ては1人去り、2人来てはまた1人去り・・・入れ替わり立ち代わり、グループ自体がいなくなることはありません。しかも去っていく誰もがお会計せず!ツケ払いのようです(笑)。
私はもちろんスプリッツ!今や全国区のカクテルですが、元々はヴェネト発祥。アペロールとプロセッコをベースとした飲みやすいカクテルです。そして、カウンターからクライアントさんと選んだチッケッティは、ゆで卵、海鮮のフライ、ズッキーニの卵焼き。仕事終わり&暑い日でもあったので、チッケッティをつまみにワインもすすむ、すすむ(笑)。軽めならこれで夕食になりますし、夕食に行く前の腹ごなしにも良いですね。
お店のサイトやSNSページもないので、イマイチお店の情報はないのですが、外も中もレトロな雰囲気でいっぱい!アペリタイムは地元民ばかり(公の開店時間外だし!)、そして食事もほとんどが地元かイタリア人が多そうです。写真だけを見ても、とっても美味しそう・・・ダンナも一度パドヴァには行ってみたい、ということだったので(そういう私も仕事でしか行ったことがない!)、プライベートでパドヴァに行く際は必ずここで食事したいと思います!
基本情報
Osteria l’Anfora
Via Soncin, 13, Padova
+39-049-656629
月~土、12:30-15:00&19:30-22:00
日曜定休
※上記時間の前も、アペリティフ(つまみ)利用はOKです。上記時間帯の食事は予約がないと入るのは難しいそうです。