チケット払い戻しに見る「TRENITALIA」と「ITALO」の対応の差がひどすぎる

コロナウィルスの影響で、旅行だけでなく、主にミラノの展示会も軒並み延期になっております。私も4月に通訳の予定が入っていたサローネが6月に延期になったため、今回、TRENITALIAにて払い戻しの手続きをしましたが・・・なんと、同じようにミラノやボローニャの展示会通訳を予定していた友人がITALOで予約を取っていたのですが、あまりにTRENITALIAと対応が違ったのでビックリ!!

TRENITALIAは、

2月23日以降に購入した全ての切符は3月1日までに申請すれば払い戻し可能。サイトで見る限りは行先は問わず。ただし、全額返金は1年有効のクーポン発行、現金希望の場合は購入した切符の種類によりますが、BASEの場合は80%のみ。手続きは切符販売窓口、オンライン、コールセンターにて手続き可能

➡ 私はオンラインでコンファームがこなかったので、コールセンターに電話したら1分ほどであっさり手続き終了しました。

ITALOは、

2月23日以降に購入した2月24日~3月1日の列車の切符は申請すれば払い戻し可能。行先はウィルスの影響がある北イタリアのみなので、カンパーニャ州、ラツィオ州、トスカーナ州への切符は対象外。返金は2020年7月30日まで使用可能のクーポン発行。手続きはオンライン、コールセンターのみ(駅の窓口は不可)

太字にしたところ、対象となる切符がITALOは大幅に狭いうえ、振替のクーポン使用期間もTRENITALIAに比べて半分以下。展示会自体が延期になったために行かなくなった友人は、全て3月2日以降のため、対象にはならず・・・何度か駅にいるスタッフや確認の電話をしても、ちゃんとした返答が得られない&つながらず、絶望しております。そして、「今度から絶対にITALOでは買わない」・・・て、そりゃそーやわな💦

※3月3日7時半のITALOよりの発表で、払い戻し条件が下記に変更になりました。きっと非難集中だったからでしょうが、あまり変わってないような

3月2日までに購入した3月8日までの切符は申請すれば払い戻し可能。ただし行先はウィルスの影響がある北イタリアのみ、それ以外のエリアでは、公的機関によるイベントなどの中止および延期のみ、その証明書類を提出で受付可能。返金は1年有効のクーポン発行。手続きはオンライン、コールセンターのみ(駅の窓口は不可)

人気の高いITALOですが、このまずい対応で(しかも唯一の競合のTRENITALIAと雲泥の差)今後の売り上げに影響が出るのは必至だと思うのですが、どうなんやろ?普段、なんやかんやでTRENITALIAの文句もよく言ってる私ですが、今回の対応はアッパレ!でした。

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