「Quando possiamo vederci….non cosi, quando finisce questo e possiamo vederci davvero…」
家籠りも4月13日に延長されました。すでに3週間経過。良くも悪くも慣れてきて、次男はほぼ毎日18時~は仲良しの友達とZOOMタイム。私はマイPCを次男に譲って、チッキンで夕食の支度などをするのですが、そんな時に聞こえてきたのがこの会話。
「会えるようになったら、いやここじゃなくて、これが終わって本当に会えるようになったら・・」
画面を通しては毎日会っていて、ゲラゲラ笑って楽しそう。そしてこのフレーズを言った時も悲壮感などはなく、その後「うちに遊びに・・・昼から来て、晩までずーーっと!昼は〇〇して、それから〇〇して・・・」と、めちゃ楽しそう。そしてその後、「おかーさん、ええやろ?ネーリおうち来るねん、昼からずっと!これが終わったら!」とすでにワクワクしてる感じなのですが・・・聞いている私は、なんだか胸がキューっとなりました。
キューっとなったどころか、もらい泣きしてしまったのは、マンマと初めてビデオ通話した時。毎日電話はしているけど、フィレンツェのマンションで1人こもっているマンマ。先日誕生日だったので、前日にリハーサルもして、当日はアミアータ山の村にいる義妹&甥っ子も合わせて3か所一緒にグループビデオ通話。画面に皆が映し出され、「アウグーリ!!」と皆に言われた瞬間、マンマは涙でボロボロになってしまいました。とても気丈で明るいマンマ、いくら元気とはいえ73歳になり、不安もあると思う。そしてイタリア人の典型?のような愛情が海の底よりも深いマンマは、家族に会えない、家族にハグできない、このもどかしさも重なり、いろんな感情が噴出してしまったのでしょう・・・
この移動制限が終わったら行きたいところはたくさんあるけれど、まずはおらが村の友達と家族で祝いたいな。終わりが見えない中での、ささやかな願いです。