毎週1回のおらが村の農家のデリバリー。ある程度のオーダーがないと申し訳ないので毎週ではないのですが、1か月に2、3回お願いしています。今回は我が家にはなくてはならない小麦粉がなくなりそうだったので、合わせて野菜や果物も。今回はおそらく終盤のプチトマトが破格だったので、キロ売りでなく、更にお得な2.5キロの箱買いをしてみました。農地は標高500m以上にあるのにまだ大丈夫なんだ、と思って聞いてみたら、数週間前に収穫し、納屋に吊るして熟したものだそう。届いたプチトマトは、真っ赤でちょうどいい熟れぐらいです。こうやって土がついているのも農家直送のしるし。
しかし、こんな食べごろのプチトマト2.5キロをどう食べるかって?もちろん、生で食べるわけではありません。イタリアでは、家庭菜園で大量にとれたトマトでソースづくりするのが夏の終わりの定番の作業なのですが、それをこのトマトで!まずはトマトをキレイに洗って、ヘタと傷のある部分などを取り除いて鍋へ放り込み、そのまま蓋をして弱火で煮込みます。
最初はオイルも塩も入れて完成したソースにしようかと思いましたが、いろんな料理に使えるように敢えて何も入れず。約1時間ほど煮込み、ハンドミキサーでピューレにして、瓶に詰めていきます。最後に残ったソースは、ニンニクをオリーブオイルと炒め、これも最後の庭のバジルとできたてのトマトソースを入れて、パスタのゆで汁と一緒に更にコトコト煮込み・・・
粉チーズとオリーブオイルをかけて。次男が「コレ、ノンナ(おばあちゃん)のソースやろ?めちゃ美味しいもん」=フレッシュトマトのソースやろ?と聞いてきたってことは、やっぱり市販のピューレとの違いが分かってるってこと。ジャンキーな食べ物好きの超偏食家の次男でも、ちゃんと舌が肥えてるにビックリと同時にとても嬉しくなりました。
保存用の瓶は全部で4つ。2.5キロ1箱で5.5ユーロ(約700円)だったのだけど、来週のプライスリストにも載っていれば、今度は2箱くらい頼んで10瓶くらいまた作ろうかな~・・・あ、小ぶりの瓶がないから、買わないと?この4つは冷凍保存にしますが、もし来週大量生産するなら、煮沸してジャムのように真空保存にするべきかな?ともあれ、
結論:フレッシュトマトのソースは、誰が食べても分かるくらいに各段に美味しい!
来週も、また買えますように!
【AMAZON KINDLEより、4冊の電子書籍を発行】
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん 春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
いずれも読み放題に入っています!