【我が家の食卓】クロスタータはマンマの味!我が家はチョコクリーム派

クロスタータは、いわゆるタルト。トスカーナだけでなく、イタリア全土で愛されている素朴なお菓子です。名前のクロスタータ、ですが、おそらく語源は Crosta =固い外皮やかさぶた。タルト生地が固いことから、この名前がついたのでしょうね。ちなみにイタリア語ではこのタルト生地のことをパスタ・フロッラと呼び、クロスタータの台だけでなくそのままクッキーにもできるので、クロスタータで余ったらクッキーにして一緒に焼いてくださいね(焼き時間はクッキーの方が短く)。定番はジャムですが、このチョコレートクリームやヌテッラ、カスタードクリームやリコッタクリーム、またはフレッシュフルーツをのせても美味しい!イタリアの家庭では日曜ランチにおばあちゃんやマンマが作る超定番のお菓子で、市販品でもミニクロスタータが袋入りで売ってるほど人気があります。

我が家も作ることはありましたが、イマイチ生地がぼそぼそするのと、チョコクリームは初めて、ということで、先日の投稿で紹介したお菓子充実のレシピサイト・TAVOLARTEGUSTOのレシピで作り直し、これがとっても大好評!なので、自分の忘備録ついでにここで紹介しますね。

材料(直径28~30㎝のタルト型)

【生地】
◎小麦粉・330g ◎バター・165g ◎卵・3個(うち2個は黄身のみ使用) ◎砂糖・80g ◎ベーキングパウダー・小さじ半分 ◎塩・ひとみまみ ◎あればバニラエッセンス・少々

【チョコクリーム】
◎牛乳・250g ◎ダークチョコレート・200g ◎砂糖・50g ◎小麦粉・45g ◎バター・30g

※生地、クリームとも、オリジナルレシピよりも砂糖をかなり控えめにしています。

作り方

1)バターや卵は室温に戻しておく

2)まずは生地から:柔らかくなったバター、砂糖、塩、あればバニラエッセンスを入れ、泡立て器などでクリーム状になるまで混ぜる

3)2)に卵を1つづつ入れては混ぜ、十分に混ざってからもう1つ入れてはまた混ぜ、十分に混ざってから最後の1つを入れてよく混ぜる

4)3)にふるいにかけておいた小麦粉とベーキングパウダーを入れ、均一になるようによく混ぜてこねる

5)4)は必要であれば台でこねて丸くし、ラップにくるんで冷蔵庫で寝かせる(最低1時間、できれば4時間)

6)チョコクリーム:小鍋に砂糖、小麦粉、小さく均一に割ったチョコレートを入れ、よく混ぜる

7)6)を弱火にかけ、チョコレートが全部溶けて砂糖と小麦粉が均一に混ざるまで、絶えず混ぜ続ける

8)7)に少しづつ牛乳を入れては混ぜ、牛乳がクリームと完全に混ざったらまた牛乳を入れ、をなくなるまで繰り返し、程よいクリーム状になるまで混ぜ続ける

9)8)を火からおろし、バターを入れて混ぜながら溶かす

10)9)が均一なクリームになったら、クリーム表面にラップをくっつけて蓋をし、1時間くらい寝かす

11)5)の生地を打ち粉(分量外)をした台にのせ、厚み3~4㎜の円形に伸ばしていく

12)タルト型(必要であればオーブンシートを敷いて)に11)の生地を敷き、余分は端を切る

13)チョコレートクリームを入れる(生地の端の高さよりも少し低くなる程度まで)

14)12)の余った生地で帯を作り、クリームの上に格子状にする

15)180度のオーブンで15~20分、その後150度に下げて25~30分焼いて、できあがり!2段階にすることで、焦げずにしっかり火が通ります。

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