イタリアに移住して家庭を持ち、カトリックの世界も身近になりました。カトリック教徒のダンナとその家族、そして息子たちが生まれてからは、洗礼から始まり、カトリックの世界での歩みが始まります。と言っても、洗礼以外は彼らの意見を尊重してですが、2人とも、洗礼、そして10才で行う初聖体拝領式(コムニオーネ)と続けてきました。初聖体拝領式は、こんなものです。
そして2日前は、長男の「堅信式(クレージマ)」が行われました。本来ならば5月に行われるはずがコロナで延期、秋にやるかと思いきやいろいろあり、第二波がきちゃった今になって・・・ともあれ、コムニオーネが終わってからカテキズモ(教理教育)を続けた子10人、そのうち、今の時期にしたくない子4人が持ち越しになったので、この日に出席したのは6人になりました。もちろん全てコロナ禍の規則に従って、通常ならミサの中で行い、村人の祝福を受けながら行うのですが・・・
- 通常ミサとは別に堅信式単独で、関係者しか出席できない
- 各家族、招待客は8人まで
- 指定されたベンチに各家族が座り、秘跡を受ける子は廊下側に着席
- カメラマンも指定の場所しか動けない
- 額に塗るオイルは指で直接塗らず、使い捨てのコットンで
- 全員マスク着用
- パンは口で受け取らず、手で受け取る
- パーチェ(平和)の握手はしない
最後の3つは、コロナ始まってから継続して行われているものです。
そもそも堅信式って何?ですが、近年はカトリック系のこと、そして宗教画のガイドになってくれている長男によると
- 教理教育が終了し、一人前のカトリック教徒になることを認められる
- 聖霊を受け取る
だそうです。
幼小中とずーーーっと同じクラスだった子たちも高校で別れ別れになり、かなりしばらく見ていなかったけれど、皆、変わってる!!でもこうやって見ると、決して背が高い方ではなかったうちの子が、圧倒的に高くなっているのにはびっくりした!もうすぐ長身の私でも抜かれるな~とちょっと前に言っていたのに、もうほぼ並びました。これからは見下ろされるのか・・・
ともあれ、無事に式終了。マンマと義妹とも再会。レストランでの会食はないけど家でこじんまり一緒に夕食。そして、さぁ!家籠りクリスマスのために(苦笑)、せっせと仕込みに忙しくなりそうです。
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