フランスから始まった、いわゆる「グリーンパス」の国内での規制が8月6日から施行になりました。そもそもグリーンパスとは?
- 最低でも1回のワクチン接種(9カ月有効)
- コロナ陽性から治癒(陰性化)(6カ月有効)
- 48時間以内に受けたPCR検査または抗原検査の陰性(48時間有効)
対象外となるのは、ワクチン接種が推奨されない12歳未満の子供、つまり下記の規制は12歳以上の子供に適応されます。またパスは専用のアプリからスマホにダウンロード、とされていますが、現実問題、スマホを持っていない・1人では到底できないお年寄りなども多数いるため、印刷でも問題なさそう、です(調べてもイマイチ記載されていません)。
グリーンパスがないと、下記の施設などには入ることができません。
- レストランの屋内席
- 屋外での演劇やイベント、スポーツ競技会
- ミュージアム、展示会などの文化施設
- 屋内のプール、ジム、チームスポーツ、エステティックセンター
- 食祭り、展示会、見本市、代表者会議
- 温泉施設、テーマパークなどの娯楽施設
- 屋内の文化センター、社会センター、レクレーション施設(幼児教育センターやサマースクールは給食も含めて該当しない)
- ゲームセンター、とばく場、ビリヤード場、カジノ
- 公務員の採用試験
ちなみに違反した場合は、400~1000ユーロの罰金が課されます。
国外の往来のため作られたはずのグリーンパスが、(いま現在は対象の場所が少ないにせよ)日常生活にも適応されることに、イタリア国内でも賛否両論があります。しかし、政府はデルタ株でまた増加に転じた新規感染者をなんとか抑えようと、このような規制、そしてTVタレント・先日オリンピック陸上100mで金メダルを取ったジャコブス選手などを起用したCMなどで、ワクチン推奨に一直線。「ワクチンを打たなければ、君は病にかかり、死にます」という乱暴なコメントしかできないドラーギ、「ワクチンは市民の義務です」と言い切ったマンタレッラ。一番ゆるせないのは、ちゃんとしたデータを分かりやすく出さずに、丁寧な説明を行わずに不安だけをあおり、治験の終わっていないワクチンを未成年にまで実質義務化の方向に突き進む政府のやり方です。少なくとも私の周りでは、接種した人でさえもモヤモヤしつつ仕方なしに接種した人、特に未成年については反対派が多数です。そんな中、9月1日~施行予定のさらなる規制の内容も報道されました。いったい本当にどうなるのか・・・私個人的には、ロックダウンの時よりも気分が重いです。
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