「田舎に住んでいながら車運転しないなんて、どんな生活してるの!?」とよく言われるのですが、本当に本当に、車運転しないと!という少なくとも切羽詰まった必要性を感じていないからです。買い物はおらが村でもできるし、月に2回くらい週末お出かけのついでに大きいスーパーに行ければよいし、仕事でも基本ローカル電車&バスでどこでも行きます。自分で言うのもなんですが、かなりのローカルバス達人(笑)。
そんな私でも、たまに新しい問題にぶつかります。例えば、上のリンクの「電車サービスの代替えバス」。そして今回、しかも地元トスカーナでない場所でまた新たな問題が・・・。グーグルマップで最寄駅と目的地を入れて経路検索すると、駅前のバスターミナルから1回乗り換え。グーグルマップの時刻表があてにならないこともあるため、いつも行程詳細の一番下にある運行会社のリンクをクリックして、運行会社のサイトから時刻表があっているか確認するのですが・・・今回は該当の路線番号を押すと、こんな表示が!
・・・よ、予約運行?とはいえ、この画面にはどこにどうやって予約するのか書いてない。うーむ。運行会社のTOPページに戻っても、「問い合わせ」の項目がない。とりあえず、時刻表のPDFをクリックし、目を皿にして隅々まで見てみると・・・
もーねー、ここに限ったことでないですが、バスの時刻表は注釈多すぎ(苦笑)。でもこのNOTA(注釈)を見ないと、「●曜日は除く」とか「学校のある日だけ」とか、それに当たるととんでもないことになるので注意が必要です。ここには「予約なしで乗れる便」「1日前に予約必要」とか書いてるんですが、私の乗りたい便は注釈マークなし・・・ってこと予約なしなのか?と思いつつ、慎重に読み進めると、あったーーー!最後にサラッと、めちゃ大事なことなのに細字で!!
「乗りたい便の1時間前にこの番号に予約+営業時間」
これ、行く日の前の晩にやっと解明できたので、フィレンツェで乗り換え前の朝7時すぎに電話しましたよ。こういう番号ですんごいぶっきらぼうで感じ悪い係員の時も多いのだけど、このバス会社の電話出た人はみなとっても親切!無事に予約し、目的地の最寄り駅のバスターミナルで切符を買う時にも確認したのだけど、その人もめっちゃ親切!そして帰りも時間がある程度わかった時点で予約の電話を入れたのだけど、乗り換えバス停の場所がどこか?が電話した人も分からず(その地の人でなくボローニャの本社っぽい)、バスの運転手に聞いてみて~と言われたのですが・・・運転手さんもめちゃ親切で、ここで下りて、ここをまっすぐ行ったあの建物の前だよ、と優しく教えてくれました。
面倒と言えば面倒だけど、乗客の少ない路線はこのシステムだと減便もできるし、乗る人数によってはバスの大きさも変えているみたいなのでかなりの節約になるのかな?しかし、親切なのは良いとしても、このシステムでは外国人観光客にはまず無理なのでは、とも。よほど大きな観光地でない限り、ローカルバスはやっぱりハードル高いですね。
※ちなみに、乗り換えバス停の1つの名前が「Piro Piro ピロピロ」でした(笑)。
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