細かいところがいろいろ違う、プーリア鈍行列車の旅

トスカーナから他州への出張が続いています。直近は初めてのプーリアだったのですが、それまでに行った中部以外の州、ピエモンテ・カラブリア・カンパーニアではなかった?気づかなかった?トスカーナとは違うプーリアだけの鈍行列車の特徴がありました。細かいものもありますが、まとめてみました!

駅表示のメインカラーが違う

これはイタリアに旅行された方ならすぐに気づくはず?イタリアの大半では駅名を書いている看板プレートが青なのに対し、こちらは緑!よく見てみると、FSEというマークと「Ferrovie Sud-Est=南東鉄道」という名前が。どうもTrenitalia (Ferrovie dello Stato、旧国鉄)のサイトで切符も買えるし、写真にも写っている券売機もTrenitaliaなのですが・・・きっと、日本のJRグループ・JR九州とかみたいなもんかしら?ともあれ看板プレートが緑っていうのが見慣れなくて、遠くから駅を見た時にホントに駅なのか疑ったくらい。ただしプーリア全土かはどうかは未確認、フォッジャやバーリのような大きな駅では青、ロコロトンド、アルベルベッロ、マルティーナ・フランカがこの緑だったので、フレッチャが停まる主要駅以外の駅がこうなんだと思います。

車両が違う

TOP写真の車両・車内はプーリア州以外の鈍行と同じ青基調でしたが、一部の路線で赤基調のものがありました。そしてイスの厚みがない&足が細い(笑)、席の列ごとにごみ箱や電源がないのも他の州と違うところです(電源がない古い車両、あってもONになってないことはトスカーナでもあります)。あと細かいですが、窓にブラインドがなくてめっちゃ眩しくて反対側のイスに変わりました。

時刻表が違う

これは写真撮り忘れたのですが・・・まず、トスカーナだとおらが村のような小さな駅でも電光発車表で遅れなども確認できるのに、この辺りは電光発車表がない!しかもアナウンスもない!乗り換え時間は20分程度あったので問題なかったのですが、鈍行は5回乗りましたが、100%遅延しました。1,2分でなく10分以上も……知らない土地なのでかなり不安になりましたよっ!そして紙の時刻表もペロッと貼ってあるのですが、本数が少ないからか、その駅の発着だけでなく路線全駅が表になってるものでした。そして唯一電光発車標があった駅でも、発車と到着が同じ1つの画面に交じってて、一瞬自分の乗る電車が存在しないのかとめちゃ焦りました。いやー、ほんと、土地勘のない場所は小さなことでも心臓に悪いです💦

見える景色が違う

これは電車そのものの違いではないのですが・・・当然、見える景色が違います。オリーブ畑はそこそこ同じですが、ここまで線路に近いオリーブ畑が延々と続いてるのは初めてかも。あとトスカーナと比べると古い大きなオリーブが多い気がしました。ブドウ畑もよく見る景色ではありますが、んん!?となったのは、ブドウの木の栽培(枝の誘導)の仕方!トスカーナではグイヨーやコルドーネという横にワイヤーを張るものか、普通の木のように伸ばしっぱなしにするアルベレッロしか見たことないのですが、これは何!?四角の木枠で枝を上に引き上げているかのようなのは、今回プーリアで初めて見ました。この他、背の低いブドウ棚にしているものも。これらはワイン用でなく食用なのか?それともワイン用でも品種が違うからなのか・・・?そういうのに思いを巡らすのも、なかなか面白いです。

そしてトゥルッリは、アルベルベッロだけではありません。南隣のロコロトンド近辺はもちろん、沿線に点在していました。多くは農地の端に使用されないまま放置されていましたが、左右と後ろに現代版の建築を付け足して家にしてるものも数個。トゥルッリそのものだけでは住めなくても、壊さずに増築してリノベーションしているのに感心しました。

という訳で、本にしたら?と言われるくらいのトラブルに見舞われることがありつつも、やっぱり楽しい鈍行列車の旅。まだ未踏の州ではまた何か違いがあるのだろうか……は、また次回のお楽しみ!です。

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