先週末、次男の堅信式が行われました。カトリックの秘跡の1つで、小学校1年生から始まった教理教育を終え、額に塗油してもらうことで一人前のカトリック教徒になる式です。私はカトリック教徒ではありませんが教会で挙式を行い、ダンナ家族やイタリアの慣習に従うために息子たちには洗礼を、その後は彼らの意志でここまできましたので、母親として何とも感慨深いものがあります。通常は中学2年生の春に行っていたのが長男はコロナの影響で中3の冬に。
次男というと、おらが村の神父が年々堅物になってしまい、教理教育を行う信者代表(カテキスタ)も彼とはやっていけないと隣町で教理教育を行うことになり、サッカークラブと同じ町で友達も多いことから次男はカテキスタについて隣町へ移動。ここでは中学3年のこの秋に、おらが村の4人と隣町の25人強、合計30人以上の子どもたちが参加する大人数の堅信式となりました。
多い家族では1人の子どもに対して10人くらい親戚が来るのだけど、うちは身内中の身内、ノンナ(おばあちゃん)とツィア(叔母さん)といとこの3人だけ。しかし、こういう機会でもないと写真を撮らせてくれないので、そういう意味でも嬉しい堅信式でもありました。
長男の時はコロナ規制もあったので食事なしだったけれど、今回はフィレンツェとおらが村の間にある魚料理専門店へ。前から行きたかったのと、コテコテトスカーナ料理はいつも食べてるので、ちょっと趣向を変えてみました。前日に打ち合わせに行き、偏食の次男と幼稚園の甥っ子以外はフルコースのお任せメニューで。
イタリアではなかなか食べられない、生の貝やエビの盛り合わせ!私は牡蠣が苦手なのでそれはダンナに譲り、生はダメ!なマンマからエビや貝をゲット!
その他にもカジキマグロの燻製カルパッチョやタコと豆のサラダ、小さな巻貝(エスカルゴっぽい食感で激うま)、写真はないけどムール貝の酒蒸しなど全8品・・・もうこれだけでお腹いっぱい・・・
しかしプリモの1品目、エビとココナッツのフジッリが大ヒット~本当に初めての組み合わせですが、これはトラディショナルなマンマも含め、皆大絶賛!ついつい全部食べ切るという予想外の展開(笑)。2品目は定番の魚介スパゲッティ。これも出汁が効いてて美味しかった~でももう無理~~!!
それでも容赦なくやってくる、ミックスグリル・・・エビ、貝、イカのこの大皿に、もう1つ白身魚の大皿が1枚。あまりに美味しそうでイカを食べたけれどこれが限界💦 でも「想定内」ということで、スタッフの方がアルミの箱に入れてお持ち帰り用に包んでくれました。おかげで次の日のダンナのお弁当と夕食も全て魚づくしの贅沢。本当に美味しくて良心価格、スタッフの人もとても感じが良かったので、また行きたいと思います。
Cantuccio del Buongustaio
最寄り駅はフィレンツェから電車で1本、20分の Pontassieve 駅。駅からも徒歩で5分ほどです。
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