書籍「イタリアの美しい村を歩く」が発売されてから約2カ月、新刊キャンペーン、イタリアの美しい村協会のプリミ会長との対談など、まだまだ本に関連することが目白押しですが、その最たるものだった刊行記念イベント「アンギアーリを歩く」が終了しました。発売前から美しい村のどこかでライブを行うことは決まっていたのですが、ちょうどブサッティ社が新刊キャンペーンで製品を提供して下さったこともあり、場所はアンギアーリに決定。
しかし、書籍化が決定してから苦渋の決断で終了したライブコミュニティでも経験があったように、問題は「村の大部分に安定したネット環境があるか?」から検証が始まりました。その検証、前日のリハを含め全部で3日間、その間にもアンギアーリ市の観光担当・イラリアさんやブサッティ社のミケランジェロさん、そしてかもめの本棚の編集部さんとも打ち合わせを繰り返し・・・とにかく、無事に終了してほっとしています。
それと同様に心配したのが当日の天気。何日も前から天気予報とにらめっこでしたが、一時は大雨マークも。当日の予報は「曇り、15時から雨」と言う通り
当日の朝は・・・雨は降っていないものの、どんより霧がかかっていました。晴れ女は返上かもしれないけれど、結局ライブ中は一度も雨が降らず、打合せとリハーサルのおかげもあって接続が途切れることもなく、サービス精神旺盛な強者イタリア人たちを抑制しながら(笑)、ほぼ時間通り、予定通りにライブを終えることができました!ライブに参加して下さった皆さん、ライブにかかわった出版社のスタッフの皆さんやアンギアーリの皆さんに、本当に感謝です。ライブが終わってからも、メッセージやコメントがポジティブだったのでほっとしています。
ブログにしても本にしても、私が伝えたいことの1つが、イタリア人のユーモアや温かさ。それをライブでも伝えられたかなー?この人にNOと言う言葉はないのか!というほど、何でも助けて下さるジェントルマン、ブサッティ社シニア・セールス・マネージャーのミケランジェロさん(左)と、皆から「ニンニ」という愛称で愛されている先代のジョヴァンニさんは本当にお茶目なおじいちゃん。しかし、定年間近?なミケランジェロさんの後継者として3か月前に採用されたマルコ君、本番でいきなりカメラ画面に外に登場していたけど、あまりにかっこよくて(オバちゃん丸出しですみません)アドリブだろうが何だろうが、無視するわけにはいきませんでした。しかしそれが大正解だったようで、前述のメッセージやコメントも「マルコに目が釘付け」など人気がすごかったです。
ライブ配信が終わった後は、ライブ中に作ってもらった郷土パスタや準備してくれていたサラミ、チーズ、お菓子で昼食。「今晩の全社員での会食もクミコくればいいのに、ここに泊まればいいんだから」とまで言ってくれたけれど、私も家庭がある身なので、予定通りバスで家に帰りました。それまでは自宅だと思ってくつろいでて!と、こんな暖炉の前でまったりと・・・疲れもすっかり癒されました。
ライブは緊張するけれど、やっている最中でも時に楽しいスイッチが入ってしまい、ライブをやっていることを忘れるほど。それは通訳時に会話にどっぷり浸って通訳であることを忘れてしまう感覚と似ていて、なんだかやめられない気分・・・とはいえ経費や準備が大変なので早々はできないかもしれないけれど、機会があればまたやりたいなぁと思います!
「イタリアの美しい村を歩く」
イタリアの最も美しい村協会推薦✨愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
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