ビーチ以上にストライクゾーンの狭い記事ですが(苦笑)。今回、私たちがアパートを借りた町・アファンドゥの安くてウマいお店の紹介です。キッチン付きアパートだったので夜の外食は1週間で3回のみ(昼はビーチで外食)、着いた晩は無難に普通のレストランに入り、結局アテネも含め今回の旅行で一番高い外食だった・・・のでここはスルーし、その後に行った2店をご紹介。この2店はまず地元民が多く、観光客はほとんど入っていない、安い!そして当然美味しいし、店員さんもカジュアルながら感じが良く、大満足!アファンドゥに行く方は、ぜひ行ってみて下さい~どちらも英語OKです!
Ellinikon Grill House
グリルハウス、とあるように、グリル肉をテイクアウトもできるカジュアルなお店。焼いているところも、窓や席からも丸見え。若いお兄ちゃん2人とたまにおっちゃんも1人。たまに(チャレンジャーな?)外国人観光客もいますが、ほとんどが地元の若者です。テーブルも5つほどあるので、座ってそこで食べるのも可。きっとボリュームが多いだろうな、と、とりあえず「グリルミックス」と「ジャジキとパンとポテトフライと・・・」と言うと、「肉以外が適当に盛ってくるわ!」となれた様子でオーダーを〆たお兄ちゃん・・・で、出てきたのがコレです。
グリル肉はすでに息子たちがとった後の写真で少なく見えますが、スブラキ3本(メニュー上は2本だったので、きっと1本サービス)、ハンバーグ、ソーセージ2つづつ、ギロス。大人2人、子供2人で十分な多さ。そして「適当に盛ってくるわ」と言っていた付け合わせ類は、ピタパン、ジャジキ、ポテトフライ、トマトと赤玉ねぎのスライス、イタリアンパセリが山盛り・・・さらに缶ビール2本とレモンソーダとオレンジソーダ1本づつでお腹いっぱい!・・・で、驚愕のお会計が・・・18.50ユーロ!!!グリル肉盛り合わせが10ユーロ、飲み物が1本1.5ユーロだったのですが、ではこの付け合わせ盛り合わせは、2.5ユーロ??もしかしたら間違えてるかもしれませんが、とにかくコスパは最高!かと言って、お皿やコップがプラスチックではなく、ちゃんとした食器なのも驚きです。英語メニューもあり、テイクアウトもOKなので、気軽に利用してみて下さい!!!
Ouzeri Spanos
ここはアファンドゥの町をブラブラ歩いていて見つけた、看板もまともに出ていないようなお店。道沿いにもテーブルが出ていて、通りかかった人が食べている知り合いを見つけてしゃべっているような、まさに「地元民御用達のお店」のようです。英語もままならぬ西洋人+アジア人、という見るからに地元民でない私たちは入るときにちょっと注目を浴びてしまいましたが、給士係の美しいお姉ちゃんは感じ良く、英語はもちろん片言のイタリア語も!英語のメニューももちろんあり、簡単な説明書きもあり。料理はギリシャ郷土料理や家庭で食べるようなシンプルな料理ばかり。
ダンナはここでもダコス、息子たちはベーコンとソーセージのグリル(ただ焼いただけのシンプルなもの)とポテトフライ、私はフェタチーズが入ったトマトソースで煮込んだ海老(TOP写真)をオーダー。
パンはオーダーしたものですが、おそらくサービスでトマトときゅうり、オリーブのお皿を持ってきてくれました。水、オレンジソーダ、そしてダンナが食後にウーゾをオーダーしたのですが、お会計は合計33ユーロ!前述のEllinikonには及ばないものの、コスパも良く、何よりも、厨房で鼻歌を歌いながら調理するご夫妻(お姉ちゃんはきっと娘?)、客と談笑しながらのサービスなど、ベッタベタジモティー感あふれる雰囲気が楽しかったです。
この2軒、そしてビーチでも30ユーロ前後と言う食事をしていたので、金銭感覚が鈍って?40ユーロ超えると高くさえ感じてしまうようになってしまいました。よほどの高級レストランか観光客が集まるエリア以外は、とにかくギリシャは食事が安い!アパートで自炊するのもアホらしくなるほどですよ。