フィレンツェ旧市街には、市場が2つ~中央市場と、このサンタンブロージョ市場。かつては市民の賑わいもあった中央市場は、良くも悪くも観光客用にシフトしてしまったため、「フィレンツェ市民が通う活気のある市場」はこのサンタンブロージョ市場でないとみられません。旧市街の東の端っこにありますが、朝の早いイタリア人が賑わう8時~9時くらいにぜひ訪れてみて下さい。
サンタンブロージョ市場は、屋内と屋外(屋根あり)に分かれています。屋外は、野菜・果物、家庭雑貨、服、花など市が、ぐるりと建物を囲むようにして立っています。やっぱり面白いのは野菜売り場。日本では見ない野菜、そして量に圧倒されることでしょう~季節によって並ぶ野菜も違います。
冬はたんまりオレンジに
キャベツ類、一番右がトスカーナでよく食べられる黒キャベツ!
ウォーヴォリ(タマゴタケ)、ポルチーニ!秋はきのこもザックザク!
そして屋内には、肉・魚・チーズ・生パスタ・乾物など。やっぱり圧巻は肉屋さんでしょうか。
ジビエ類や
これぞトスカーナ!の臓物系も充実しています。
ビステッカを切るお兄さん
そして主婦の大きな味方!焼くだけ、煮るだけのロールキャベツや串焼き系のものがズラリ・・・
フィレンツェ一般家庭の食卓が垣間見えますね。アパート滞在の方は、こういうのを買って焼くだけでリッチな食事が楽しめます。
魚はあまり食べないですが、2軒ほど。
種類の豊富なチーズに
そして生パスタ!忙しい兼業主婦は自分で作れなくても、市場で買うことができるのです。
中央市場は日本人の店員さんも多いですが、ここはもちろん地元のおっさんばかり・・・実はこれ、2011年の写真なのですが、先日行った時もこのおっさんがいました!少し老けてましたが、相変わらずヤンヤヤンヤしゃべってきて面白かったです(笑)
ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報
Mercato Sant’Ambrogio
Piazza Ghiberti
月~土、7:00-14:00
日曜休み(毎月最終日曜はアンティーク市)