先日、ローマに1泊2日で行ってきたので、少しローマネタが続きます。
水の都、と聞くとヴェネツィアを連想されることが多いと思いますが、本当の意味で「水の都」はローマかも?というのも、古代ローマ時代から、ローマでは周辺の湖などから水道橋を使って水をひき使用してきました。その恩恵を受け、TOP写真のトレビの泉のように、大きな広場には彫刻も美しい様々な噴水が見られます。フィレンツェは噴水が少ないので、その噴水の数の多さに驚くばかり!
トレビの泉ほど有名でなくとも、広場という広場に噴水があります。ここは情緒あふれる町並みが人気のモンティ地区、その中心のマドンナ・ディ・モンティ広場にも、このように立派な噴水が!そして、嬉しいのは噴水だけでなく、飲料可能な水があちこちに流しっぱなしになっていること!これは「ナゾ―ネ=大きい鼻」と呼ばれる公共水で、なんとローマでは何千ものナゾ―ネが存在するとか?そして、ローマならでは?の噴水マップなるものまであるのです。夏のローマはとにかく暑い、そして大きい街なので知らず知らずのうちによく歩き、またアップダウンも多いのでとても疲れます・・・が、このナゾ―ネを見つけたらボトルに水分補給できるので、すごく便利。
私たちも、早速ナゾ―ネの恩恵にあやかり、ボトルに水を補給。しかもこの水、とっても冷たくて美味しい!おかげで、ローマ滞在中は食事以外では一度も水を買わずに済みました(ただし硬水なので、慣れない方は合わないかもしれませんので注意)。このように流しっぱなしなので、広場のお店のおばちゃんがバケツをしたい置いて掃除に使ってました(笑)。また人間よりも暑そうにしているワンちゃんたちも、ここならフレッシュな水が飲み放題!
ローマを散策する方は、各自1本ボトルをもって、あとはナゾ―ネでOK!ただし他の町では、このような公共水は飲用不可(=Non Potabileと書いています)が多いので、注意してくださいね。
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