夏の夜は、オープンスペースで「アぺリチェーナ」

アぺリティーヴォは、イタリアでは日常的な「食事前の軽い飲み」の事。日本では、フランス語で同じ意味の「アペリティフ」の方で知られているかもしれませんね。基本1年通してアぺリますが、夏は日も長く、夜も遅くまでにぎわうバカンスモードにもなるので、毎日のようにアぺリっちゃうこともしばしば。そしてカジュアルな関係の友人と、カジュアルな場で行うのがこの「アぺリチェーナ」。アぺリ=アぺリティーヴォ(食前酒)、チェーナ=夕食、つまりアぺリティーヴォをしながらおつまみよりは豪勢な、でもきっちりとした食事ではない、そのまま軽めの夕食をとってしまうことです。今年はコロナの影響もあり、夏はオープンスペースでアぺリチェーナの機会がとても多いのです。

今年はロックダウンもあり、長男次男の学校はずっと休み。それぞれが中学校&小学校の最終学年だったのにも関わらず、中学の卒業資格試験なども全てオンライン。しかし、学校が終わったころには規制の元で外食もできるようになったので、まずは高校でバラバラになる長男のママ友とアぺリチェーナで「祝・中学卒業」のお祝いを。場所はおらが村から車で15分ほどの、「Il Caldetino」。地元ではわりと有名なレストランで、4年前にうちの長男のコムニオーネ(初聖体拝領式)後のランチをしたところでもあります。ただ、2019年に経営者が変わり、それからは行ってなかったのですが・・・典型的なトスカーナ料理店から、スタッフも若返りカジュアルになった感じ?小高い丘の上にあるので、テラスからの眺めも最高です!

さてさて、アぺリチェーナはこんな感じ。アペリティーヴォで何を飲むか?ですが、近年はもっぱらスプリッツが人気。定番はプロセッコかキーンと冷えた白ワイン、ノンアルコールのカクテルもいろいろあり、お店のバーテンさんの創作アぺリもいろいろあります。そして食事は写真のような感じで、ハム類、チーズ類、フリッターた(卵焼き)、そしてトスカーナならでは?でパンツァネッラ。他にも小さく切ったピッツァやパニーノ、フリット各種、夏なら冷製パスタやファッロのサラダ、ライスサラダなどが出ることもあります。

アぺリチェーナをやってるのは、だいたいがバール(日本でいうカフェですが、アルコールも飲めます)。ハッピーアワーと題して、18時半~アペリティーヴォを注文すると軽食ブッフェがタダで食べられます。次回イタリアに来られる際は、ぜひ「アぺリチェーナ」をしてみて下さいね。

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