「パンツァネッラ」、意外な組み合わせが絶妙なパンのサラダ

トスカーナ郷土料理でよく使われる食材の1つに、“固くなった” パン、があります。トスカーナ郷土料理の多くが“ピアットポーヴェロ=貧しい皿”と呼ばれる農民の普段の料理で、余った野菜や日がたって固くなったパンを利用しています。冬の代表格がリボッリータ、夏の代表格がパッパ・アル・ポモドーロと、このパンツァネッラ。一見普通のサラダですが、よ~くご覧あれ・・・茶色のもにょもにょがパンで、固くなったものを水に浸して絞ってサラダに入れるんです!実はこれ、留学中のホームステイ先で初めて出された時は、“うっわ~気持ち悪ぅ~!”と思ったんですが、食べてみたらナント不思議!意外とさっぱりしてて、かなり美味しいんです~。今では我が家の定番メニュー。

具は日本でもある、シンプルな野菜ばかり。前に “トスカーナ人が怒る食卓の10のこと” だったかで、パンツァネッラに決して入れてはならないもの:ツナ、ハム、茹で卵・・・などとサイト上で論争が繰り広げられていたのですが、要は、ピアットポーヴェロなので、余計なぜいたくなものを入れたらパンツァネッラと呼ぶべからず!なのでしょうね。

とはいえ若干具が変わったり、パンの絞り具合でパンのしっとり感が違ったり、パンの量>野菜の量だったり、家庭によってさまざまです。レストランでは、きゅうりを敷き詰めた上におしゃれに盛りつけられて登場することも。この材料とレシピは我が家版です!

材料
固くなったトスカーナパン(無塩)200g くらい ◎プチトマト10個程度 ◎きゅうり1本 ◎セロリの芯1本 ◎赤玉ネギ半分 ◎レタス・バジリコ適量 ◎塩、こしょう、EXオリーブオイル、ワインビネガー
作り方
1.パンを手で割って、ちょっと柔らかくなるまで水に浸し、ぎゅうっと絞る

2.トマト、きゅうり、セロリ、赤玉ネギを薄く小さめに切る

3.レタス、バジリコは手で適当にちぎる
4.1~3を大きめのボウルに入れて、調味料で味をととのえる
5.冷蔵庫に冷やして、できあがり!

関連記事

  1. シエナ郷土パスタ・ピチを手打ちで!オルチャ渓谷の小さな村・モンティッキエッロで料理教室

  2. トスカーナ海沿いの料理、イカのインズィミーノ

  3. 9月のフィレンツェのお楽しみ!ぶどうのスキアッチャータ

  4. 【東京イタリアロマ会】圧巻のコテコテロマーニャ&トスカーナ料理@ペペロッソさん

  5. ロマーニャ地方料理のピアディーナは、サボりメニューにピッタリ

  6. フィレンツェ近郊ロンダで「スロートレッキング&地元食材の料理」の週末プログラム(11/24)

  1. イタリアでは、「カスタマイズ」が当たり前

    2021.07.23

  2. 【かもめの本棚】イタリアの美しい村の連載・第3回目が公開となりま…

    2021.07.22

  3. EURO2020で再認識「イタリアはやっぱりマンマの国である」

    2021.07.21

  4. マルケ州トッレ・ディ・パルメ、海岸線を見下ろす「イタリアの美し…

    2021.07.20

  5. 電気自転車でどこまでも行こう!コーネロ山・E-BIKEツアー

    2021.07.19

  1. 電子書籍「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」発売

    2020.12.12

  2. 食材ほとんどが自家製!フィレンツェ北部の田舎でマンマの料理レッ…

    2018.02.01

  3. フィレンツェ北部・ ロンダ「休暇の家」で、気軽に本物の田舎体験!

    2018.01.29

  4. 通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワンディトリップ

    2018.03.19

  5. トスカーナ北部ロンダで「自然農法」農家視察研修プログラム

    2019.10.17

Copyrighted Image