過去3回、近場とは言え車で1時間前後の場所に「遠征」しておりましたが・・・先日は地元友人家族と共に、おらが村の川へ行ってきました。パパ友はおらが村生まれのおらが村育ち。昨年は私と次男だけでしたが、今回は初めてダンナも一緒に。おらが村の端の駐車場(と言っても我が家から歩いても15分)で待ち合わせ、川沿いの散策路を通り、池が出てきたところで川へ入り、上流へ歩いてきます。
しかし、むかし「野草講座」で来た時は状態がよかったのに、茂みが道に押し寄せていた李、池も雑草がボーボーで・・・自然のまま、というと聞こえは良いですが、なんだか残念。
最初は水位も低く、下は泥。
しかし水はとってもキレイで、小さな魚もいっぱい泳いでいます。それからだんだん川底が石になり、斜度も出てきて水の流れも出てきます。20分くらい歩いたころから時折深い場所も出てきて、子供たちはTシャツを脱いで、泳ぎは歩き、歩いては泳ぐ感じ。大人は短パンをまくり上げて、端の石を伝い歩きながら前を進みます。
そして、目的地は「金のたらい」。
2つの天然プールがあり、上は石がほどよく削れていて、自然の滑り台になっています。真ん中は深く、大人でも足がつくかつかないか?だそう。なので水温はかなり低そう・・・私は足をつけただけで満足(笑)。ここはパパ友の年代の子供の格好の遊び場だったそうですが、今はなかなか来る人も少なそう。
そしてクライマー?な次男は、泳ぎもそこそこに石の伝い歩き、しなだれた枝で何かしたそう・・・結局上の岩に根っこがくっついたままで、危険なのでやめさせました。
遊び疲れた子供たちはタオルをまとっておやつタイム。この辺りまで来ると木々が天を覆い、直射日光はほとんど入らないのでとっても涼しい・・・ダンナのように水を足首までつけているだけで、もう極楽です!お弁当と本を持ってきて、1日ここでまったりしたいくらい。
しかし、こんなにいい場所なのに、よくも悪くも「秘境」化して、おらが村の知ってる人しか来られないのがとても残念。エルサ川やロッビ川のように、他の町からも来てもらおうと思えば、必要最低限の茂みの除去をして散策路を作り、表示を立てればいいのだけど・・・なかなかそこまで手が回らないのか?この場所はもうこのまま放置でOK、誰も来なくていいと思われているのか?なんだかとっても残念です。
帰りは来た道を下流に戻り、池から来た方の逆側の散策路を通って帰りました。すると、村からほんの少しの場所にもう1つの天然プールがあり、青年たちが飛び込み大会!上がってすぐの道には「青年たちよ、ごみはここに捨てるように」との袋が掲示板に張り付けてありました。マナーを守って、いつまでも川で遊べるような環境をキープしたいですね。
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