日本ではちょっと前、「奇跡のリンゴ」という本?映画?が話題になりましたね、さらっと概要を読んだだけですが、農薬で体を壊された奥様のために、無農薬でリンゴ栽培をはじめ、日本で初めて成功された方のお話。日本の気候でリンゴ無農薬栽培はとても難しいという事でしたが、幸いイタリアでは無農薬のリンゴはそれほど苦労せずに手に入ります。スーパーでもオーガニックコーナーがあるし、オーガニック市や農業市、良質製品だけを扱う食品のセレクトショップのようなものなどなど・・・で、うちの場合はおらが村の農家。自社農園のものがベースですが、ロックダウンになった2019年春からは近郊の良質な農家や畜産家と連携し、週に1回オーダーをまとめて配達してくれるのです(おらが村内は無料!)。昨年冬はマフィアから解放された土地でオーガニック農業をしているこちらのオレンジをたくさん買いましたが
この秋からはリンゴがリストに入ってました。おらが村農家の生産でないですが、彼らが提携するのは「自然農」の農家のものだけ。これはおらが村から北に20分ほどにある農業組合・フォルテートのもの。この組合はチーズ(コープなどスーパーにも卸しています)やキアニーナ牛でも有名なのですが、
自社のショップではリンゴなどの農作物やほかの加工品も売っています。
バラで買うと1キロ2.4ユーロ、形状の良し悪し関係ない5キロケースなら1キロ1.2ユーロ(半額!)。これ、すんごい美味しくて次男以外全員食べるので、今回はがっつり5キロケースを買いました。
確かに大きさや形状もいろいろありますが
中身は変わらずめちゃ美味しい!
ちなみに品種は「ロイヤル・ガラ」という、1930年にニュージーランドで「デリシャス×キッズオレンジ」の交配でできたもの。イタリアでは生産数が一番多い品種だそうです。
ちなみに、ケース買いは玉ねぎも(すでに2,3個消費しています)。個々では1キロ2.50ユーロの玉ねぎですが、赤白茶色ミックスの2.5キロケースだと6ユーロ。これも大きさは形状は関係なし!どうせ切って使うものだし、美味しければそれで良し!ほかにもスーパーでは見ない野菜、冬が旬の野菜をたくさん買ってしまいメニュー考えたり下処理がやや大変ですが、せっかくの自然農・地産地消の野菜はたくさん美味しく食べたいですよね。どうやって食べたか、またここでレポートします♪
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