外国語を読んでいて、知らない単語が出てきたら、あなたは
- すぐに調べる派?
- 一通り読んでから調べる派?
いくらイタリアに20年住んでいて、通訳や翻訳をやっていても、少なからず知らない単語が出てきます。問題は、いつその単語を調べるか?これは、読むものの種類でも多少変わってきますが・・・
私は日本語でもあまり読書はしないほう。チャットやチラシなど日常生活のこまごまとしたものはもちろん、翻訳原稿や通訳の際の資料、また記事を書く時の資料で、イタリア語を読むことは読んでいるのですが、いまだに読んだイタリア語の「本」はさほど多くありません。しかし、昨年の秋からお風呂で少しづつ読んでいるのが、この本「M Il figlio del secolo(=M(ムッソリーニ)、世紀の息子」。イタリア文学の最高賞である2019年のストレーガ賞を受賞した、アントニオ・スクラ―ティの長編小説です。全5巻、総ページ数は860ページ!!
知らない単語が出てきた時に、すぐ調べようかちょっと迷ったのですが・・・やはり私は、
- 一通り読んでから調べる派
です。せっかくストーリーの流れに乗っているのに、調べてその話の腰を折るようで、もったいないから。そして文章からその単語の意味を予想し、そのまま読み進めておかしくなければ、予想がだいたいあっている。そして改めて調べて確認すると、記憶しやすくなる気がするのです。読むものの種類でも変わってくる、と上に書きましたが、考えてみると、ネットのニュースや資料でもなんでも、すぐに調べることはしていないです。ただ、知らない単語が何回も出てきたり、キーになるものだったりして、その意味がちゃんと分からないと話が分からないのであれば、もう調べるしかないですね。
そんなこんなで、この「M」は、第5巻の半分を過ぎて終わりに近づいてきました。問題は、全部読み終わった後に、分からなかった単語を調べながらまた読み返すか?ということ(笑)。イタリアに住んでいても、語彙を増やすというのは、本当に難しいものです💦
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