電動アシスト自転車でどこまでも行こう!コーネロ山・E-BIKEツアー

この夏のバカンスは、アクティビティ盛りだくさんのキャンプ場でしたが、外部団体のアクティビティも魅力的で・・・それらはブルーポイント、という相談窓口の掲示板に貼ってあるのですが、このE-BIKEツアーはキャンプ場のプール横にテントを張り、また日曜のアクティビティ紹介でも取り上げられました。私は日本でマウンテンバイクをやっていたこともあり、いくら充実しているとはいえキャンプ場から出たいこともあり、家族に相談。最悪、私1人でも参加したいなーと思っていたのですが、今回ばかりは家族全員満場一致で賛成となり、みなで参加することになりました!ポイントはただのマウンテンバイクでなく、電動アシスト付き。なので、疲弊することなく快適にサイクリングできること!楽しむイベントが酷だと、意味がないですもんね。

主催はConero by Bike という隣町マルチェッリにあるマウンテンバイクのレンタルとツアーの会社。私たちのほかにもう1家族=小さい娘さんはお父さんの後ろ、9歳の息子さんだったこともあり、、こちらをベースに、ややハードな山下りコースを省き、逆に秘境ビーチのパノラマポイントのポルトヌオーヴォ近くまで足を延ばしたものでした。ガイドは小柄な若い女性のキアーラさん。

走行時間は約3時間半、総距離は約40キロ。さてさて、その様子は・・・?

とはいえ、走行中は写真を撮影できないので、休憩地点ばかりの写真になりますが(笑)。でも逆に、いつもは写真撮る代わりに、その瞬間の景色を堪能できたで、それはそれでよかったかもしれません。というわけで、近くにいながらこのツアー以外では行かなたった、ヌマーノの旧市街の写真もなし!

旧市街外れのパノラマテラスで、海の絶景を楽しみました。もちろん行けなかったけれど、このテラス下にあるレストラン・La Torreのテラス席がすごいので、気になる方は見てみてください・・・これも次回!と言いたいけれど、かな~り高級なので、我が家の場合はどうかな(苦笑)。

そしてこちらが、ヌマーナのビーチと港。マルケ州屈指のリゾートなので、遊覧船や個人ヨットなんかも見えます。そこからは、幹線道路から山の方に入り、どんどん上りに・・・ガイドさんが話していたのは、負荷の度合いと、ギアのチェンジ+電動アシストの3段階のバランス。体力バリバリの次男は敢えてアシストOFFとか、頑張ってECOにしてたらしいけど、アラフィフの私は無理は禁物!で、きついと感じたらすぐに電動アシストON、アシスト度を上げてました。逆に平地や下りはオフにして、かつできるだけこがずに今までの動力を継続させるように。

経験者や大人ばかりだったら、山下りもツアーに入れるそうですが、経験者でも後ろに娘さん乗せてるお父さんもいるし、我が家は私以外(といってもブランク20年以上のアラフィフやし)は未経験なので、森の中はほぼ平地部分だけを少しだけ走行、また道路に戻りました。ちょっと物足りなかったけど、これも次回のお楽しみ、ということで。

折り返し地点ももうすぐ、という時、2つのトラブル発生!1つはうちの長男で、下りで片手でお尻をかいてバランスを崩し、転倒。後ろの私に、「大丈夫!」と言ったので、前にいた次男と私は走行継続、後ろのダンナが残ったのですが、なかなか追いついてこない・・・と思ったら、さすがのガイドさんが私たち家族の列順が違うし2名しかいないことに気づき、ストップ。私が事情を話すとフルパワーでがしがし上っていく!かっこええ~!!長男も手を擦りむいただけで済んで復活したと思いきや・・・今度はもう1家族の男の子の自転車の様子がおかしい、とストップ。これもガイドさんが解体してみたものの、部品が破損していたため、本部に連絡し、本部からの代替え自転車町に・・・その時ちょうどよくパノラマがきれいな場所だったので、撮影したのが上の写真です。

そして最後は・・・!ヌマーナからコーネロ山を越えた向こうの秘境ビーチ・メッザヴァッレのパノラマポイントへ!このビーチ、私たちがヌマーナに行ったことを知った友人が教えてくれたのですが、今回はキャンプ場エンジョイを優先したので断念したところ。秘境、というのは、私たちが休憩した幹線道路に車を停車し、そこから40分ほど徒歩で行かないとダメだから。友人は近くのポルト・ヌオーヴォからカヌーを借りていったそうですが、うちらが行くなら後者かな?

ここからは折り返しで、コーネロ山を越えずに幹線道路メインでマルチェッリまで戻りました。予定では12時到着予定でしたが、ハプニングがあり13時到着。みんなお腹ペコペコ、何よりダンナと私がヘトヘトになりました(笑)。ともあれ、私たちも楽しく、何よりも息子たちもかなり楽しんだので、これはかなり良い経験となりました。値段は1人50ユーロ(私たちは家族割引きで40ユーロ)、電動アシスト付きマウンテンバイク、サドルカバー、ヘルメットのレンタル、ガイド、保険、お土産のサイクリング用ボトルと簡易リュック付き。ほかにも同様のツアー会社がありますが、このConero by Bikeさんはガイドさんはもちろん、事務やメンテナンスの男性スタッフもみな良い人ばかりだったし、大満足です。自分たちで用意するのは動きやすい衣服と靴、水だけなどだけ、イタリア語のほか3か国語OKなので、海外から来る方も気軽に参加できますよ。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

Conero by Bike

「イタリアの美しい村を歩く」
イタリアの最も美しい村協会推薦✨

愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!

人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。

👇 キャンペーン特設サイトはこちら 👇
「イタリアの美しい村を歩く」新刊キャンペーン開始!

 AMAZON や 楽天ブックス でも予約受付中!

関連記事

  1. 「イタリアの美しい村の小さなごちそう」、新連載スタート!

  2. マルケ州・NUMANABLU、アクテビティてんこ盛りのファミリーリゾートキャンプ場

  3. 搾りたての新オイルを味わえる!オリーブオイル搾油所見学&テイスティング

  4. クリスマス・マーケットだけじゃない!異国情緒ただよう「ボルツァーノ」

  5. とろ~りリンゴがたまらない!イタリア北東の郷土菓子・シュトゥルーデル

  6. ピアチェンツァの郷土パスタ「Pisarei e faso’(ピザレイと豆)」

  1. 美しい村を望むキアンティ・クラッシコの隠れ家ワイナリー

    2024.04.19

  2. コロナ以後初!地球の歩き方イタリア編がリニューアル

    2024.04.18

  3. 【我が家の食卓】フェンネルとオリーブ&オレンジのオーブン焼き

    2024.04.16

  4. Pen & Sports 〖ペンスポ〗のコラムニストになりました

    2024.04.04

  5. フィレンツェ北部の「イタリアの美しい村」・パラッツォーロのアル…

    2024.03.28

  1. 世界遺産の大パノラマを960mから見渡す!ラディコーファニの要塞

    2018.04.01

  2. 通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワンディトリップ

    2018.03.19

  3. イタリアでの視察・取材&写真・記事作成を代行します

    2019.11.07

  4. トスカーナ北部ロンダで「自然農法」農家視察研修プログラム

    2019.10.17

  5. 食材ほとんどが自家製!フィレンツェ北部の田舎でマンマの料理レッ…

    2018.02.01

イタリアの宿泊なら?

このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: フィードが見つかりません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。

Copyrighted Image