フィレンツェ北部というのは、私が住むロンダのこと。今ご紹介している2つの宿泊施設(パーマカルチャーのアグリツーリズモ、天体観測も楽しめるゲストルーム)は車送迎が必要なのですが、ここは駅からの電車と連携している市バス、フィレンツェからなどの長距離バスの発着ターミナルのある広場にありますので、とても便利です。朝ごはん以外の食事サービスはないですが、村のスーパーや個人商店で買い物をしたり、B&Bと同じ建物1階にあるレストランで食事したり、ここを拠点にしてフィレンツェや近郊の村へふらりと遊びに出かけたり・・・まさにここに暮らすかのように滞在ができます。長期滞在の方には調理器具や食器もお貸しできるので、簡単な自炊も可能。
オーナー家族はこの建物の2階部分全てを所有しており、階段上ってすぐがオーナー・エリカの家族、真ん中にB&B、隣にエリカのマンマが住んでいます。なので、何かあった時もドアをノックするだけ! そして部屋は2つ。広い方はダブルベッドにソファーと小さいテーブル、そしてテーブルとイスもセッティングされているテラスもあります。
入口入ってすぐには冷蔵庫と小さな電気コンロ、エスプレッソマシーンやティーパック、砂糖やジャム、コーンフレークやクッキーもあり、冷蔵庫には牛乳やジュースもあります。引き出しには使い捨ての食器などもあるので、商店でハムやチーズ、お惣菜などを買えばここでごはんもできますし、長期滞在の方であればフライパンや鍋などの調理器具も貸してもらえます。また同じ建物の1階はレストランですので、夕食はそこで済ませても良いですね(ピンサと言う軽いピッツァが美味しいです!)
もう1つの小さい部屋はシングルベッドがあり、その先にボディソープやドライヤー、ミニ救急箱もそろったシャワールームが。広い部屋にはエキストラベッドを1つ入れられますので、最大で4人まで滞在ができます。
料理教室をやってくれているダニエーラ宅へはダニエーラ家族が往復の送迎可能、隣町のワイナリーへの待ち合わせはB&Bのある広場、秋の人気プログラムであるオリーブオイル搾油所見学は徒歩2分と、おらが村を満喫するプログラムへも便利にアクセスできます。
お好みや予算などによって、先の紹介した2つの宿泊先と合わせてお選びくださいね。
ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報
【宿泊】
1泊70ユーロ(1人の場合)、80ユーロ(2人の場合)、100ユーロ(3人の場合)
※市が徴収する滞在税1人1泊1ユーロ、最大7泊分が別途かかります。
※冬は暖房費として、1人の場合は1泊10ユーロ、2名以上の場合は1泊+5ユーロが追加されます(目安として11月半ば~4月半ば)
朝食はお部屋にはクッキー、ジャム、エスプレッソマシーン、ジュース、牛乳などがあります。
【行き方】
フィレンツェ駅から直通電車で約50分 (Borgo S. Lorenzo 行き・Pontassieve 経由)、 Contea-Londa 下車。駅前からほぼ全ての電車に対応する市バスが出ています(時刻表)。ロンダのバスターミナル下車。B&Bは同じ広場にあります。
電車についてはこちら 👇 👇 👇
バス322A番の時刻表や路線図はこちら
「Download line timetable and map」をクリックすると時刻表がダウンロードできます。
バスの乗り方などはこちら 👇 👇 👇
フィレンツェ駅や空港、その他の場所からの車送迎(有料)は こちら をご覧ください。
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
本の詳細はこちら
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」
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