夜のオルヴィエートと修道院の宿

の昨年の秋の話になりますが・・・
取材コーディネイトをし、当日通訳として行ってきたオルヴィエート。オルヴィエートは2回目ですが、1回目はいつだったか遡ってみると・・・もう20年前!正確には何年かさえも覚えてませんが、まだ結婚前だったはず。その時は週末に日帰りで、美しいドゥオモと法王の井戸を見学し、とにかくとても素敵きな町だったことを覚えています。ウンブリア州とはいえ直通電車で行けるのに、ずっと再訪できなかったオルヴィエート。取材内容も盛りだくさんだったため、幸運にも前泊することになりました。

小さな村というには大き目ですが、気ままに歩いても迷わない程度のちょうどいい大きさ。夕食後、宿に帰る時に少し遠まわりをしながら帰ってきました。

ドゥオモの美しさは格別で、道の奥に見えてきた時の感動と言ったら・・・照明があることを差し引いても、聖なる光が放たれているように遠くからでも吸い寄せられように引き付けられました。近くによると、その繊細なレリーフや文様にうっとりしてしまいます。仕事だから仕方ないですが、入場する時間がなかったのが残念。リベンジ必須!

ドゥオモの前の角にあるエノテカ。店の外にも中にもある木彫りが美しい✨

ハイシーズンではないにせよ、10月半ばだと言うのに夜は特に人もまばら。観光客で山盛りのフィレンツェから来ると、こんなs邸な町並みが独占状態で、何かに入らずとも歩いているだけでテンションがあがります。

こんな素敵な路地も・・・💜

こちらは旧市街の西側にあるサンタンドレア教会。左脇の柱廊と右に隣接した鐘楼が印象的な12世紀建築のロマネスク様式の教会です。

翌日は朝から家に帰る終電の18時まで取材アポがびっちり、ということで夜散歩は30分ほど。取材が掲載されるガイド本は春に出版されますので、ぜひ楽しみにしておいてくださいね。

そして宿泊したのはここ、Istituto SS Salvatore
修道院が経営し修道女さんが管理している簡素な宿ですが、古いだけで清潔・シャワーなども普通に機能します。ポポロ広場のすぐそばというとても便利な立地、何よりも修道女さんが優しくてほっこり。市販品ものがほとんどとはいえ朝食付き、私が宿泊した時は50ユーロちょいとコスパも最高!

このようにぱっと見は宿泊施設に見えませんが、名前が鉄の扉に書かれています。右側の呼び鈴を押すとドアが開きます。

お部屋はシンプルながら、タオルやシャンプー類、そしてTVも。清潔で必要なものは全てあります。記事内に書いたように大きな町ではないですが、見どころも多いオルヴィエートだから、日帰りよりも1泊したほうがゆっくりできます。

フィレンツェ→ローマの鈍行電車ルート線上にあり、ここを起点にボルセーナ湖や湖畔の村(ボルセーナモンテフィアスコ―ネ)やチヴィタ・ディ・バーニョレージョなどにも行きやすい町。チヴィタだけ行く方も多いですが、オルヴィエートもしっかり観光されることをおススメします!

記事のタイトルは夜のオルヴィエートですが、取材の合間や帰りがけに何枚か昼間の写真も撮ったので、ギャラリーでお楽しみください♪

ギャラリー(クリックすると拡大します)

 

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人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。

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