「チンクエテッレの5つの村は、果たして1日で周れるのか!?」、一番奥の村・モンテロッソ、ヴェルナッツァに続く、3つ目の村の紹介はコルニリアです。私の勝手な印象ですが、チンクエテッレの中では一番地味?広告やサイトの記事で写真を見ることもないし、一般の方のチンクエテッレの旅レポート・ブログにも出てこない・・・それはやはり、
- チンクエテッレなのに海沿いにない(断崖絶壁にある感じではない)
- 駅から更にバスに乗らなければならない(又はえっちらおっちら徒歩)
だからではないでしょうか?それでも、ここだからこそ見られる景色もいろいろあります!そのまず1つ目が、駅の壁画。
この壁画のある右から、道路にでる階段があるので、まずそこを上りましょう。バスに乗るには、階段上がって左前方にBUSと地面に書いてある辺りです。階段上がって右前方にバス停みたいなものもあり、奥にスペースがありますがそこはバスがUターンするところです。ハイシーズは人が並んでいることがあり、1回で待っている人が全員乗れずに長時間待つこともあり。歩チンクエテッレカードでこのバスにも乗れるので、運転手さんに提示しましょう。旧市街まで歩くこともできますが、真夏に上り道はキツイかも・・・ 地図で見ると車道以外に途中から旧市街に行く階段もあり、そこからの眺めは良さそうです。
コルニリアに着いたら、バス停でまず帰りのバスをチェック。そして、その広場のバスが着いた方向から右にある、住宅の多い地区へ行ってみましょう。ここにあるのが、サンピエトロ教会。外側は地味ですが、中はパステル調のフレスコ画が美しい教会です。
時間があればこちら側の散策も楽しいと思いますが、時間の少ない方は、来た道を戻ってバスが停まる広場へ、反対側の旧市街へ行きましょう。おススメは旧市街に入ってすぐ右のジェラート屋さん!!
こんな風にちょっと路地を入って、すぐ左に小さな店があります。奥の中庭にテーブル席やベンチもあるのが便利。そしておススメは、こんな変わったフレーバー!
この右のうすい緑色の、なんとバジルのジェラートです。これを選んだら「うちのオリジナルだよ」ってお兄ちゃんが喜んでくれました。バジル嫌い、緑黄色野菜が嫌いな人は絶対ダメですがほのかな甘みの中にバジルがしっかり感じられる、とっても上品な味。次行く時も、私はもう1回食べたいなーと思ったので、皆さんもチャレンジしてみて下さい!
旧市街の道は基本一本、まっすぐ行くだけ。この道には家屋に入る階段があちらこちらにあり、そこに座って記念撮影が楽しい~これは4年前、姪っ子&息子たち。そしてこの道をそのまままっすぐ行くと、左側に小さな教会が見えます。
教会内部はパステル調でとっても爽やか!ブルーが海近くの教会を感じさせます。教会横の階段を上ると、何故か?バレーボールコートのある広場に出るのですが、ここから海と、隣の村・マナローラを見ることができます。
そして広場の一角にはまた階段があり、そこを上ると貸し部屋があったりアーチの向こうに路地があったり、ほっこりする空間が広がっています。いつも駆け足なのですが、一度村を抜けて、全景を見てみたいコルニリア。
まとめますと・・・
- 駅からは遠い(バスか徒歩)
- 日本人には(おそらく)一番マイナーな村
- 海は近くに感じられないが、上からの遠景が楽しめる
- 小さい中に路地・階段・アーチがたくさん
- 美味しいジェラート屋さんがある
続いては、マナローラに参ります!
ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報
【行き方】
ラ・スペツィアへはフィレンツェから直通あるいはピサ乗り換えで1時間40分~2時間40分、ラ・スペッツィアからは直通電車で14分、モンテロッソからは8分。駅前からバスで5分くらい、歩くと10分程度。チンクエテッレポイントでは、その時期のパス有効区間の時刻表がもらえます。電車については、こちらも参照ください。